鉄道書籍あれこれ

ここ数日で発売された鉄道関連書籍である。
18日には以前紹介した「日本鉄道旅行地図帳」の2号、東北編が発売になった。
例によって廃線地図を熱心に眺めてしまう。
小さな町や村にも鉄路が張り巡らされていた時代があったのだ。
福島交通の長岡分岐点、花巻電鉄の一本杉、山の神など、
なんとも魅力的な駅名であった。

20日発売になったのが、上記の地図帳からのスピンアウト企画ともいえる、
「日本の鉄道車窓絶景100選」である。
最近この分野での活躍がめざましい原武史教授ほか4名の乗り鉄派による、
地図帳内で紹介された100の絶景を選ぶまでの工程が紹介されているようだ。

そして本日21日発売になったのは、
これまで何度も紹介している季刊「国鉄時代」のvol.14 (2008年8月号)。
今回の特集は「C55、C57(上)」だ。
蒸機好きで知られる民主党副代表・前原誠司氏、
元横浜大洋→巨人の屋鋪要氏も一文を寄せているらしい。

天候不順もあって後者2冊はまだ購入していない。
早めに入手したいところ。

日本鉄道旅行地図帳 2号―全線・全駅・全廃線 (2) (新潮「旅」ムック)

新潮社
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おすすめ度の平均: 3.0
3 やっぱり買いました。。
日本の鉄道車窓絶景100選 (新潮新書 (268))
今尾 恵介 杉崎 行恭 原 武史 矢野 直美
新潮社
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おすすめ度の平均: 5.0
5 初心者にも楽しく読めるガイド
国鉄時代 2008年 08月号 [雑誌]

ネコ・パブリッシング

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日本鉄道旅行地図帳1号

題記の鉄道地図帳が今月より毎月刊行されることとなった。
12号+別巻の13冊が予定されている。
1号の北海道編が発売されていたのでさっそく購入。
現役の路線のみならず、廃線の路線地図と駅名一覧まで掲載している。
道北、道東に多く見られた簡易軌道まで網羅されているのが圧巻。

しかしながら、廃線の地図と現役線の地図を見比べると、
北海道の鉄道網は完全にスカスカになってしまったことがよくわかる。
とりわけオホーツク海沿岸が何とも寂しい限り。
旧国鉄線だけでも天北、興浜北、興浜南、名寄、湧網、標津の各線が
この20数年で消えたのだ。

2号の東北編は6月18日発売予定である。

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よみがえる「最長片道切符の旅」

故・宮脇俊三先生の名著「最長片道切符の旅」。
その取材ノートをベースにした本が出版されることとなった。

『最長片道切符の旅』取材ノート
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/r0332288
http://www.bk1.jp/product/02980122
http://item.rakuten.co.jp/book/5555923/

近年、宮脇先生作品の研究で名高い原武史教授が監修するようである。
原作は昭和の風土、国鉄時代の鉄道風景の貴重な記録でもあり、
今回の取材ノートでその当時の様子がさらに克明に浮かび上がってくるであろう。
発売がなんとも待ち遠しい。

なお、「最長片道切符の旅」もこのたび復刊されるようである。
オリジナルの単行本と新潮文庫版を持っているが、また買ってしまいそうだ。

「最長片道切符の旅」取材ノート
宮脇 俊三
新潮社
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おすすめ度の平均: 5.0
5 興味深い旅日誌
5 取材ノートというより、すでにこれは紀行文。素敵な旅のスケッチ。

最長片道切符の旅
最長片道切符の旅
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宮脇 俊三
新潮社
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国鉄時代 vol.13 発売

季刊の「国鉄時代」vol.13 (2008年5月号)が発売となった。
初めて発売されてからちょうど3年が経つ。
確か茅ヶ崎駅前の書店で手に取ったのが購入のきっかけだったと思うが、
つい最近のような気がするのに、もう3年も経ってしまったのかと思う。

今回の特集は「山陽路を行く」。
C59やC62が山陽本線で活躍していた頃の写真が満載。
特急かもめの客車編成の変遷など、模型化に役立ちそうな資料もある。
DVDは奥中山、矢立峠で奮闘するD51や貴重なカラーの青大将、特急はとなど。

読者の平均年齢は40代以上が大半を占め、
10代、20代読者はほとんどいないようであるが、
まあ仕方のないところであろう。

国鉄時代 2008年 05月号 [雑誌]

ネコ・パブリッシング

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国鉄時代 vol.12 発売

3ヶ月に一度のお楽しみ、「国鉄時代」が発売された。
今回のテーマは「雪と闘う」。
厳しい自然の力に立ち向かい、まさしく闘っていた蒸機の写真が満載である。
飯山線のキマロキの貴重な記録もある。

自分が生まれた時は近くの大宮駅、大宮操車場に9600やD51がまだ出入りしており、
その汽笛などを子守唄代わりに聞いていたはずだけれど、
物心つく頃には首都圏から蒸機はいなくなってしまった。
10年くらい早く生まれていれば、蒸気機関車の現役時代を堪能できたのになとも思う。

国鉄時代 2008年 02月号 [雑誌]

ネコ・パブリッシング (2007/12/21)

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Jトレイン vol.27

季刊Jトレインの最新号を購入した。
旧型客車、583系など国鉄型特集で攻めてきている同誌であるが、
今回の特集は「寝台急行・急行荷物列車」とまたしても渋いところを突いてきた。
東京、大阪、上野から発着していた在りし日の名列車の数々を、
イラスト入りの編成表で再現するなど、模型鉄にも参考となりそうな好資料だ。
もちろん現役で走る寝台急行にして、
僕も愛用する銀河も巻頭のグラビアを飾っている。

東北本線沿線で育ち、上野駅の地上ホームでカメラを構えていた僕にとっては、
東北・上信越を走っていた夜行急行群がなんとも懐かしく思われたことである。

j train (ジェイトレイン) vol.27

イカロス出版 (2007/08/21)

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週刊 昭和の「鉄道模型」をつくる

以前よりあちこちで紹介されていたが、ようやく公式サイトができたようだ。
(音声付きのムービーが流れるので視聴環境にはご注意ください)

http://tetsudo-mokei.jp/

講談社より7月19日(木)に創刊され、毎週発売される雑誌を50巻すべて集めれば
レイアウトが完成できるという触れ込みである。
50巻すべて購入すると7万円以上になる。
ある人が計算したところ、付録の車両、レール、ストラクチャー類を単体で買い集めれば、
上記よりはるかに安く、2万円以内で済むらしい。
そうはいっても、毎週買い続けていれば必要なものがすべて揃えられるというのだから、
一度も鉄道模型店に入ったことがないようなビギナーにはありがたいのだろうか。

とりあえず創刊号は安いし、鉄コレ第1弾の色違い車両がつくので買ってみることにする。
その後は付録によって適当にピックアップして買うことになりそうだが、
この手の雑誌は途中から予約購読のみになるパターンがあるらしいので要注意である。

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鉄道ひとつばなし 2

4年前に刊行された「鉄道ひとつばなし」により、
一躍鉄道評論界で著名になった明治学院大の原武史教授であるが、
このたびその第2弾が出版された。
前作同様に日本の近現代史と鉄道の結びつきなどが語られている。

故・宮脇俊三先生作品の研究に関しては、関川夏央氏と双璧と思われる原氏であるからして、
宮脇先生の「国鉄全線大集会」へのオマージュといえる「日本の鉄道全線シンポジウム」を収録。
JR、私鉄の各路線を擬人化して意見を戦わせるものである。
内容は読んでのお楽しみということにしておく。

最後に、「時刻表2万キロ」は戦後の日本文学史に残る名著だと思う、
というくだりは大いに納得させられるものである。

鉄道ひとつばなし 2
鉄道ひとつばなし 2
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原 武史
講談社 (2007/04/19)
売り上げランキング: 4516

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写真集「東京下町1930」

桑原甲子雄氏の写真集「東京下町1930」を見る。
戦前の東京の何気ない日常のショットが満載で素晴らしい。

同氏の写真集「東京―1934~1993」を12年前に本屋でたまたま見つけ、
その魅力的な内容に惹かれ、すぐレジに直行して購入した記憶がある。
東京駅ステーションギャラリーで開かれた写真展も見学に行った。

今回は下町にスポットを当てた構成である。
新駅舎が完成したばかりの上野駅や東京市電の姿が鉄的には興味深い。

それにしても、高い建物で覆い隠されていない広い空、
自動車がほとんど見当たらないすっきりした道路、
いずれも現代の都市では失われてしまったものばかりだ。
ひたひたと戦争の足音が聞こえてきた時代とはいえ、
70年も前になってしまった東京のベル・エポックを感じさせてしみじみとする。

東京下町1930
東京下町1930
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桑原 甲子雄
河出書房新社
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故・宮脇俊三先生の関連書籍が発売

故・宮脇俊三先生の長女、灯子さんが「父・宮脇俊三への旅」を出版した。
先生の様々なエピソードが語られているとのことだ。
娘から見た先生の素顔、非常に興味深い。

また、別冊太陽編集部よりムック「鉄道に魅せられた旅人 宮脇俊三」
が発売される。
平凡社のページからそのまま引用させてもらうと、
「文学界に新風を起こした鉄道紀行作家・宮脇俊三。
平易にして緻密、淡々と旅程をつづる語り口は格調高く、熱狂的なファンは多い。
作品を通して作家の素顔に迫る」
とのことである。

ともに本日発売だが、まだ入手していない。
明日にはぜひ購入したい。


父・宮脇俊三への旅
父・宮脇俊三への旅
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宮脇 灯子
グラフ社
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鉄道に魅せられた旅人 宮脇俊三
別冊太陽編集部
平凡社
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酒井順子「女子と鉄道」

人気コラムニストの酒井順子女史が小説宝石等の連載をまとめた「女子と鉄道」を出版した。
連載中に何度か目にしたことがあったが、
数少ない女性の鉄道ファンという貴重な立場から見た鉄道や、
それを取り巻くファンたちが細やかに描き出されていた。

ベストセラーを連発している女史がこのような本を出版するのは大いに意義がある。
鉄道趣味とは縁のない人たちにも鉄道の魅力を伝えるという、
故・宮脇俊三先生的なアプローチに期待したい。
鉄道に興味を持つ人が一人でも増えることを願うや由。

女子と鉄道
女子と鉄道
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酒井 順子
光文社
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国鉄時代 vol.7 発売

Rail Magazine11月号増刊の国鉄時代 vol.7が21日に発売となった。
特集は「北海道 美しき大地に生きる」だ。
蒸機最後の王国となった在りし日の北海道の鉄道風景が満載である。

函館本線の急行ニセコで活躍したC62はもとより、
知る人ぞ知る"ネムタク"根室拓殖鉄道の通称銀竜号まで紹介されている。
付録のDVDはC62がぎっしり。
じっくり楽しみたい。

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「シーナリィ・ガイド」について

「シーナリィ・ガイド」は月刊鉄道模型趣味の別冊として、
1974年に発売された書籍である。
鉄道模型のレイアウト作成の参考用資料として同誌に掲載された、
実物の鉄道風景を集めた内容となっている。
蒸気機関車が全盛だった時代の貴重な写真、記事が満載だ。
駅舎、跨線橋、機関庫など、さまざまな鉄道施設が取り上げられているほか、
車窓風景がなんとも懐かしく、美しい。
とくに国鉄名松線、国鉄若桜線(現・若桜鉄道)や
今はなき国鉄川俣線、西大寺鉄道の記事に強く惹かれる。
欲を言えば、写真がもうちょっと鮮明なものだったらと思うが、
さすがにそれは贅沢な注文であろう。

30年以上前に出版された本であり、残念ながら現在は絶版となっている。
現在でも人気は高く、秋葉原の某模型店では定価の5倍で売られているようだ。
小学生の頃に購入して以来、何度となく読み返してすっかりぼろぼろになってしまったため、
もし再販の機会があれば購入したいのだが。
その時は若い鉄道ファンにもぜひ読んでもらいたい一冊である。

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国鉄時代 vol.5 発売

Rail Magazine増刊の国鉄時代 vol.5が発売になった。
特集は「20系客車とその時代」である。
僕は全盛期の20系を知らず、末期に急行で使用されていた時代をかろうじて知るのみだが、
以前も書いたように、初めてのブルトレ体験が20系の銀河ということで何とも懐かしい。
これまで同様に蒸機の記事もたっぷり。

おなじみの付録DVDには狩勝峠旧線や昭和30年代前半の神戸駅など、
今回も貴重な映像が収録されている。
週末にじっくり楽しもうと思う。

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鉄道関連書籍

Amazonのアソシエイト・プログラムなどというものを始めたことである。
とりあえず自分が購入した鉄道関連書籍でお気に入りのものをいくつかリストアップした。
やっぱり故・宮脇俊三先生の三作品はどうしてもはずせない。
時刻表2万キロ
最長片道切符の旅
増補版 時刻表昭和史
作品の人気投票を行うと、必ず上位に来る作品である。

それ以外では「ドキュメント・感動の所在地」が印象深い。
まだまだ蒸気機関車が活躍していた昭和40年代の鉄道の情景を集めた写真集である。
写真の素晴らしさもさることながら、当時の空気がリアルに伝わってくる文章もなかなかだ。
「国鉄客車編成表(80年版)」は、その名のとおり1980年当時の国鉄客車の編成表、配置表で構成されている。
旧型客車や荷物車、郵便車が数多く残っていた時代の貴重な資料といえる。
あれから四半世紀が経ってしまったことが信じられない。
このほかには在庫切れのものもあり、申し訳なく思う。
なお、上のリンク生成にはamazletという簡単なツールを使用させていただいた。

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国鉄時代

Rail Magazine増刊「国鉄時代」を買った。
表紙がいきなりEF57のモノクロ写真。これだけでかなりくるものがある。
そうはいいながらも、はっきりと見た記憶があるデッキ付き旧型電機はEF15くらいなのだった。
出生時より東北本線沿線住民だったため、EF56やEF57を見てはいたのだろうが、
確かな記憶としては残っていない。

27年ほど前のいわゆるブルートレインブームの洗礼を受けて、
本格的に鉄道に興味を持つようになった小学生だったため、
デッキ付き旧型電機にはやや遅れた世代ということになる。
それでも「国鉄時代」に登場する、当時の鉄道風景はなんとも懐かしい。
旧型電機、旧型客車、旧型国電、荷物列車、雑多な黒貨車、操車場・・・
すべてが過去のものになってしまった。

その頃は上記ブームの影響で、華やかだったブルトレや、
カラフルなイラストのヘッドマークが入るようになった特急電車中心に追いかけていた。
大宮操車場付近に頻繁に出没していたにもかかわらず、
のんびり貨物列車を牽いていたEF15にカメラを向ける機会はほとんどなかった。
被写体として珍しくもなかったからだが、実に惜しいことをしたものだ。

当たり前だった風景が、どれほど貴重なものであったか、今になって思い知らされる。
さらには、ブルトレやイラスト入りヘッドマークでさえ、
少しずつ消えゆく現状が実にさびしく感じられることだ。

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