都電を描いた「でんしゃ通り一丁目」第1巻発売

昨年まで週刊モーニング誌で不定期連載されていた
国鉄時代の客扱専務車掌を描いた「カレチ」。
感動的なエピソードの数々が大好評だった。

同じ作者により週刊漫画ゴラク誌に一昨年から不定期連載の(一部は増刊に掲載)、
「でんしゃ通り一丁目」の単行本がこのたび発売された。

舞台は都電の路線網が全盛期を迎えた昭和30年代の東京。
都電の青年車掌と福島から上京した少女を中心に、
乗客や近所の人々を交えてストーリーが展開される。

評判だった車両の細かいディテールや沿線風景のこだわりは今回も健在。
「カレチ」では後半、国鉄分割民営化へと向かっていく過程で、
重苦しいストーリー展開となってしまったのだが、
今回の作品はこれまでのところほのぼのとしたタッチで描かれ、
初めて目にした人にもお勧めできる一品である。

4月からは別冊漫画ゴラクでバスを舞台にした
「おもいで停留所~バスに君が乗っていた頃~」の連載が始まる予定で、
今回の「でんしゃ通り一丁目」共々今後が楽しみである。

でんしゃ通り一丁目 1 (ニチブンコミックス)
池田 邦彦
日本文芸社 (2014-02-28)

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「カレチ」第5巻

週刊モーニング誌に連載されていた、国鉄時代の客扱専務車掌(カレチ)荻野の奮闘ぶりを描く「カレチ」。
昨日最終巻となる第5巻が発売された。
国鉄分割民営化を前に緊迫する労使関係が描かれ、
これまでになく重苦しい内容となっている。
そして物語は衝撃的な結末を迎えるのである。

カレチ(5) (モーニングKC)
池田 邦彦
講談社 (2013-08-23)

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「カレチ」第4巻

週刊モーニング誌に月一連載の「カレチ」。
かつての国鉄を舞台にした作品であるが、このたび単行本第4巻が発売された。

今回の第4巻では舞台が昭和40年代後半から昭和50年代へと移り、
国鉄合理化の波に翻弄される現場職員の人間模様が描かれる。
主人公の荻野カレチ(客扱専務車掌)本人よりも、
周囲の人々のエピソードが多くなっている。

また、現代の荻野が登場する回があり、
国鉄分割民営化前後に転機があったらしいことを示唆。
今後の連載も目が離せない。

カレチ(4) (モーニング KC)
池田 邦彦
講談社 (2012-11-22)

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「カレチ」第3巻

週刊モーニング誌に月1回のペースで連載されている「カレチ」。
昭和40年代後半の国鉄を舞台に、
長距離列車に乗務する荻野カレチ(客扱専務車掌)の奮闘ぶりを描いた漫画である。
ちょうど一週間前に単行本第3巻が発売された。
今回も思わずホロリとさせられるストーリーが満載である。
とりわけ第26話「ノリホ」の最後のコマは何とも悲しく、強く印象に残るものであった。

カレチ(3) (モーニング KC)
池田 邦彦
講談社 (2012-02-23)

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「カレチ」第2巻

週刊モーニング誌に現在月一で連載中の「カレチ」。
単行本第2巻が先週発売になった。
この1年余りに発表された作品が収められている。
今回も感動のエピソードが満載だ。
なお、掲載後に論議を呼んだ第11話「出発合図」は、
一部を描き直した特別バージョンで掲載されている。

カレチ(2) (モーニングKC)
池田 邦彦
講談社 (2011-03-23)

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「カレチ」第1巻

昨年より講談社の週刊モーニングに不定期に掲載されている「カレチ」が、
1ヶ月ほど前に単行本化された。
昭和40年代後半の大阪車掌区を舞台に、新米カレチ(客扱専務車掌)荻野の奮闘振りを描いた作品である。

古き良き国鉄時代の鉄道風景の描写と、感動的なエピソードが満載で大好評。
最近になり購入し、読み進めていくうちに不覚にも何度も涙をこぼしてしまった。
マンガを読んで泣いたのは人生初めてだ。
歳のせいだろうか。

カレチ 1 (モーニングKC)
池田 邦彦
講談社
おすすめ度の平均: 5.0
5 思い出すことがいっぱい
5 非鉄道ファンも楽しめる人情物語
5 上質の短編小説を読んだかのような・・・
5 インパクトはないけど心に残る
5 昭和を思い出す作品

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