June 2017
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

Recent Trackbacks

Link

AD



無料ブログはココログ

« July 2013 | Main | December 2013 »

「カレチ」第5巻

週刊モーニング誌に連載されていた、国鉄時代の客扱専務車掌(カレチ)荻野の奮闘ぶりを描く「カレチ」。
昨日最終巻となる第5巻が発売された。
国鉄分割民営化を前に緊迫する労使関係が描かれ、
これまでになく重苦しい内容となっている。
そして物語は衝撃的な結末を迎えるのである。

カレチ(5) (モーニングKC)
池田 邦彦
講談社 (2013-08-23)

宮脇俊三先生関連書籍が発売

今月21日に「鉄道紀行 宮脇俊三取材ノート」と題した書籍が発売される。
http://www.hanmoto.com/jpokinkan/bd/9784416313152.html

5年前に発売された「最長片道切符の旅取材ノート」のように、
過去の作品取材時のメモが発見されたのだろうか。
思えば今年で没後10年になるのだ。

鉄道紀行 宮脇俊三取材ノート: 鉄道紀行作家を支えた記録

誠文堂新光社
売り上げランキング: 214,287
「最長片道切符の旅」取材ノート (新潮文庫)
宮脇 俊三
新潮社
売り上げランキング: 221,614

12年ぶりの道南紀行3

この日の朝も曇った空ながらときおり薄日が射した。
昨日に引き続きホテルの朝食券を使用し、朝市内のきくよ食堂へ行く。
今日は本店ではなく支店の方に入ってみた。
人気のある巴丼を注文。
朝食券+630円でウニ、イクラ、ホタテののった丼が食べられた。

函館を発つ前に一度見ておきたかった青函連絡船記念館摩周丸を見学する。
かつては函館駅から桟橋まで線路と通路が続いていたが、
今では分断されて駐車場や小公園になっているのが侘しい。

入管料500円を払って中に入る。
91年の公開当時はかなり賑わったようだが、現在は閑散としている。
駐車場に何台も止まっていた観光バスも、すぐそばの朝市見物の団体用らしい。
それでも船内は貴重な資料が多く展示されている。
操舵室や無線室の中にも入ることができる。

宇高連絡船は何度も利用したことがあるのだが、
青函連絡船は結局一度も乗らないままだった。
船内を見学して回るうち、このことが非常に悔やまれたことである。

函館から札幌まで特急スーパー北斗で向かう予定だが、
指定席は満席で自由席も混雑が必至だ。
発車30分ほど前にホームに行ったが、既に長蛇の列。
大きいスーツケースを従えた中国語の団体に占拠されている。
結局客室内にすら入れずデッキにしばし立ちんぼの無聊となる。
しかしながら大沼公園で件の団体が大量下車。
やっと座ることができた。

海側窓際の席を確保するが雲が低く垂れこめ、
霧も出ているようで水平線すらはっきりしない。
3日目ともなると疲れも出てきてウトウトしながらの移動となった。

団体が降りた後も車内の各所で中国語が聞こえる。
一体ここはどこの国だろうとも感じる。
近年の北海道ではよく見られる光景で、
国内の観光客が頭打ちの中、
海外からの観光客に活路を見出さざるを得ないのが現実だろう。
治安悪化などにつながらぬよう願うや切。

秘境駅として知られる小幌を一瞬にして通過。
ホーム上でカメラを構えた人を確認できた。
一昨年訪れた伊達紋別で古びた陸橋などが目に入る。
つい昨日のことのような気がするのにもう2年前なのだ。
思い出に浸りながら3時間20分が経過して14時過ぎに札幌着。
混雑や対向列車の遅れもあり5分ほど延着であった。

夜には新千歳からジェットで羽田に飛び立つため、
札幌には約3時間ほどの滞在となる。
昼食がまだなので14年前から札幌で必ず訪れるらーめんてつやに向かう。
コインロッカーに荷を預け、地下鉄と市電を乗り継いで西線6条で下車。
歩いて数分で店に着いた。
味噌を試してみたいと思いながら、いつも醤油を注文してしまう。
初期の頃のようなスープのコクが感じられないのだが、今回も完食。

このあたりを明るい時間に訪れるのは7年ぶりで、
その7年前に立ち寄ったスープカレーの一灯庵本店跡地を確認しに行く。
数年前に火事で焼けてしまい、店は移転してしまったのだ。
古い民家を改装したよい雰囲気の店だったのだが、
跡地は再び一般の民家に戻っていた。

市電で西4丁目に戻り、大通公園の噴水そばでしばし寛ぐ。
2年前存続の危機に陥ったものの、何とか乗り切ったとうきびワゴンがあるが、
ラーメンを食べたばかりでは手が伸びず、ソフトクリームをなめるにとどまった。

札幌駅までぶらぶら歩いて構内のドトールで時間をつぶす。
程よい時間になったので快速エアポートで新千歳空港まで。
空港内に最近開店したLabiというスープカレーの店でチキンto野菜の夕食とする。
スパイシーでよかったが値段はやや高め。
空港内の店なのでいたしかたないところか。

帰路は初めて乗るAIR DOである。
無事羽田に着き、羽田空港第2ビルからモノレールに乗車。
羽田空港第2ビル~羽田空港第1ビル間が未乗だったので、
東京モノレール羽田空港線の完乗タイトルを9年ぶりに奪還したことである。

20130808_085452

20130808_092137

20130808_091121

12年ぶりの道南紀行2

函館らしいどんより曇った朝だ。
ホテルでもらった朝食券を手に朝市内のきくよ食堂へ。
本店と支店があり、12年前は支店の方でイカソーメン定食を食べた記憶がある。
今回は本店の方でイカソーメン定食を注文。
普通のイカ刺しとは全く違うつるんとした食感を味わったことだった。

函館駅前から電車に乗り函館どっく前へ。
12年前同様に函館山麓の風致地区をめぐる。
まずは外国人墓地へと向かう。
当時の記憶がうっすらと蘇る。
その時は晴れていたと思うのだが今日は曇って灰色の海だ。
青い海を見おろしてみたかったと思う。

かなり急勾配の坂をのぼって旧ロシア領事館前に着く。
確かに急坂だった記憶がある。
気温は低めなのだけれど湿度が高く汗だくになる。
高齢者の住民など坂の上り下りが大変だろう。
そのせいなのかどうなのか、このあたり「売地」と書かれた空き地が目立つ。
8月だのにあちらこちらでアジサイが色鮮やか。
やはり北海道は涼しいのだろう。

艶やかな旧函館区公会堂を眺めてからいったん基坂をくだって電車通りに。
有名な八幡坂を下から上までのぼってみる。
こちらもなかなか急な坂で、舗道がスロープと階段の2種類で構成されている。
敢て下を振り返らないようにしながら一番上に到着。
ここではじめて振り返る。
プラタナス並木の坂の下に函館港が広がる美しい眺めだ。
これで天気がよかったら最高だったのだが。
おりしもガイド嬢に率いられた団体客が到着し賑やかになる。
函館を代表する風景に変わりはないようだ。

そこからほど近く3つの教会が少し接近して建っている。
プロテスタント、カトリック、ロシア正教の3宗派が揃っているのが珍しい。
昨日も訪れたレイモンハウス元町店へ。
今日も夜のつまみ用にミニサラミを購入。
さらに12年前の函館旧駅舎内の牛乳スタンドで飲み、
なかなか美味しかった記憶のある山川牧場牛乳を見つける。
少々歩き疲れたこともあり店内で飲んで一休みした。

十字街から電車で函館駅前に戻る。
いよいよ本日のメインイベントたる江差線往復である。
来年5月12日で木古内~江差が廃止になるため、
さよなら乗車をしておこうというわけ。
なお同線自体は12年前にすでに完乗している。
当時はデジカメを持っておらず写真を残していないため、
今回はいろいろ撮影しようと思う。

江差行きの11時29分発の臨時列車は、
当初キハ183系6000番台のお座敷車両で運転される予定のところ、
先月の特急北斗エンジン火災による車両点検のため、
キハ40単行に変更されてしまった。
少し早めにホームに入り入線を待つが、
小中学生のヤングファンの姿が目立つ。
みな首からデジタル一眼を下げている。
時代は変わったものだ。

「えさし」と文字入りのヘッドマークを掲げたキハ40が入線。
写真撮影で少々乗り込むのが遅れて、海側のボックスは確保できなかったが、
山側に何とか座る。
五稜郭を出ると木古内まではノンストップ。
キハ183系で設定したダイヤそのままなので、
キハ40は必死にエンジンを吹かし、かなり無理して飛ばしているようだ。
廃止予定区間に入る前に昼食を済ませておく。
函館で購入しておいた鰊みがき弁当をほおばる。
12年前に売り切れで入手できなかった駅弁で、今回やっと食べることができた。
ニシンの甘露煮と大振りなカズノコが載った、いわばカズノコの親子弁当だ。
真夏にカズノコというのも乙だった。

木古内からも若干の乗車があり、車内は同業者でほぼ満席。
いよいよ廃止予定の区間に入る。
頃やよしとばかりに明るい日差しも射しはじめる。
このあたりは水田も多くあまり北海道らしくない風景なのだけれど、
徐々に山間部にさしかかっていく。
吉堀~神明間は駅間距離が10キロほどもあり、ここで峠を越える。
人跡稀な原生林の中に線路が伸びて列車がゆく。
廃止されてしまえばすぐに自然に帰ってしまい、
人が立ち入ることのできない場所になってしまうのだろう。
何ともさみしい気分である。

やがて平行する道路がちらほらと見え隠れする。
所々で車を停めてカメラをかまえる撮り鉄氏の姿があった。
湯ノ岱駅で列車交換のためしばらく停車。
同業者は駅スタンプを押しに行ったり、写真撮影でホームをうろうろ。
かつて鈍行列車の長時間停車が多かった時代にはよく見かけられた光景である。
9ヶ月後に廃止になる鉄路だけに、みな思いもひとしおであろう。

空はまた曇りがちになる。
車窓左側に日本海が現れ、海沿いをしばらく走ってからやや内陸に入って江差着。
函館から2時間42分、木古内から1時間15分ほどの旅だった。

折り返しまで30分ほどの時間があり、人々は思い思いに過ごす。
構内で写真を撮ってから駅前に出ると、
12年前に昼食のカップラーメンを買った思い出のある何でも屋さんの看板が消え、
シャッターを降ろし閉店しているのを見つけた。
月日の流れを感じて切なくなったことである。

帰りも車内が同業者で埋まり、ロングシート部に腰掛けることになったがやむなし。
幻の天ノ川駅の駅名標(もどき)を撮影したかったのだが、
一瞬で車窓を過ぎ去り、かなわなかったのが悔やまれる。
前述の峠越え区間あたりで疲れが出てややウトウトとしてしまったものの、
江差線木古内~江差間最後の夏をしっかり目に焼き付けた。

この列車は木古内どまりなので、木古内からは特急白鳥で函館に運ばれる。
北海道新幹線の工事が急ピッチで進められているようだ。
木古内の駅前後の高架橋はかなり建ちあがっていた。
自由席特急券を買いそびれてしまったので、函館の改札氏に料金500円を支払った。

17時と夕食にはまだ早く、
かといってあまり散策することもできない中途半端な時間なのだけれど、
駅から南に向かって歩いてみる。
これまで市街北側の函館湾方面を歩くことが多く、
南側の津軽海峡方面はあまり行ったことがなかった。
そちらも少し見てみたかったのだ。

駅から20分ほど歩いて海岸に出た。
静かな函館湾とは違い外海なので荒い波が打ち寄せている。
近くに二人の世界に入り込んでいるカップルがおり、
あまり長居をしたくない気分だったのですぐに回れ右する。

まだ西日が眩しく夕食には早いのだが、
ホテルに戻って出直すのも面倒なので松風町方面に向かう。
12年前にラーメンを食べたエビス軒を目指した。
函館に来たからには塩ラーメンを食べておきたい。
店の前に来たところ、こはいかに「臨時休業」とある。
仕方ないので駅前を歩いているとしなのという店を見つけた。
「はこだて塩らーめん」という看板も目立ち、こちらに入ることにした。
立地がいいためかそこそこ客が入っており、味の方もまずまず。
例によって近くのコンビニでサッポロクラシックを買ってホテルに戻った。

20130807_092623

20130807_095626

20130807_133717

20130807_141327

20130807_172812

12年ぶりの道南紀行

2年ぶりとなる北海道、12年ぶりとなる函館への旅である。
12年前同様に鉄路で渡道となった。
この間に東北新幹線は盛岡から八戸を経て新青森まで全通し、
E5系はやぶさは世界最速タイの320Km運転という変化があり、
函館までの所要時間は1時間半ほど短縮された。

はじめてのE5系であっという間に新青森まで運ばれる。
八戸から先は未乗区間だったが、
通路側の座席だったため車窓があまり眺められなかった。
大部分がトンネルなのでまあよし。
3年前に返上した東北新幹線完乗のタイトルを奪還した。

新青森での乗り継ぎの合間に青森の老舗駅弁だった帆立釜めしを購入。
スーパー白鳥の自由席は満席でデッキに立ったが、
青森で大量の降車があり、海側窓側の座席を楽に確保することができた。
ちょうど正午近くとなったのでさっそく箸を使う。
たっぷり載せられた帆立に満足である。

青函トンネルを通るのも2度目となったが、
2年半後には北海道新幹線が新函館まで開通する見込みで、
在来線で津軽海峡を横断するのもこれで最後かもしれないと思われた。
休止中の吉岡海底駅とともに来春廃止が予定されている竜飛海底駅を通過。
流れ去る灯りを目に焼き付けた。

20数分ほどでトンネルを通過し、いよいよ北海道上陸である。
天気予報は芳からざる結果だったのだが、
幸い雨は降っておらず、一面グレイの雲に覆われていた空も、
函館に近づくにつれて晴れ間ものぞくようになった。
しかしながら函館山は低い雲がかかって全容が拝めず残念なことしきり。

戦前に建てられた三角屋根の駅舎が特徴だった函館も、
数年前に建て替えられてすっかり様変わりしていた。
あらためて12年の歳月を感じてしまう。

ロッカーに荷物を放り込んで身軽になり、
道内時刻表と市電一日乗車券を購入。
市電で湯の川を目指す。
五稜郭公園前~湯の川が未乗区間で、
北海道の旅客鉄道路線でゆいつ乗り残していたのだ。
満席なので電停とは反対側のドア部分に立つ。

五稜郭公園前で席が空いたので頃やよしとばかりに座る。
古びた住宅や商店が立ち並ぶ通りを15分ほど走って湯の川に到着。
函館市電および北海道の旅客鉄道路線完乗を達成した。
11年前のJR北海道完乗のときもそうだったのだが、
あまりにも多くの路線が廃止されてしまい、
残された路線が少なくなったこともあり、特別な感情は起こらなかった。

ひとつ前の湯の川温泉までぶらぶら歩き、
乗ったで降りたで駅増殖としゃれこむ。
8月なのでさすがに日差しは強いものの風は涼しく、
北海道に来たことを実感する。

小腹がすいてきたし冷たいものも飲みたいので、
宝来町のカフェ、ひし伊に向かう。
ちょうどやってきた電車が谷地頭行きだったため、
十字街で乗り換えることもなくそのまま直通した。

ひし伊は辻仁成氏の函館物語という作品で知った店で、
古い蔵を改装した趣のある店内である。
文中にも出てくるワッフルセットを注文した。
とくに甘党というわけではないのだが、
たまにこういったものが食べたくなる。
アイスコーヒーを飲みながらゆっくりくつろいだことだった。

住宅街を数分歩いてレイモンハウス元町店へ。
ここのソーセージは評判がよく、
ホテルで飲むビールのつまみにと考えたのである。
ミュンヒナータイプを買い、十字街へ向かった。

ほどよく混んだ電車で函館駅前へ。
朝市そばのホテルにチェックインする。
外観は古めだが室内はまずまず。
朝市内の食堂の朝食券つきプランというのが決め手だった。

部屋で一休みしてから夕食のため外に出る。
陽が落ちるとさすがに半袖では少々肌寒いくらいだ。
ライトアップされたレンガ倉庫街をのんびり歩いてふたたび十字街付近まで来た。

函館に多くの支店を持つラッキーピエロのベイエリア本店である。
12年前に入店したのはここだったのか、
近くにある支店だったのか記憶が定かではない。
その時はチャイニーズチキンカレーを食べた。

今回はメイン商品というべきチャイニーズチキンバーガーのセットを注文。
ほどなく運ばれたセットは、甘辛い味付けのチキンを挟んだバーガーと、
チーズがたっぷりかかったフライドポテト、ドリンクはウーロン茶。
ドリンク以外は高カロリーなまさしくジャンクフードである。
ふだん夕食にはあまりバーガー類は食べないのだが、
この店はボリュームがありすっかり満腹になった。
店内には中国語をしゃべる客が目立った。

末広町で少し電車を待たされたが、函館駅前に戻る。
北海道では毎回恒例のサッポロクラシックを買い込んでホテルに戻る。
ソーセージミュンヒナータイプをつまみに、
サッポロクラシックを飲みながらブログ更新に励んだことだった。

20130806_135123


20130806_145333


20130806_154820


20130806_194959


« July 2013 | Main | December 2013 »