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JR四国完乗の旅

気がつけば四国はもう10年もご無沙汰していた。
2003年のGWに土讃線、予土線、予讃線等を完乗して以来である。
つい最近のような気もするのに、やっぱり10年の歳月を感じる。

このたびはJR四国で未乗の牟岐線、徳島線を乗りつぶすべくサンライズ瀬戸の車中の人となった。
一昨年よりGWはサンライズ乗車が年中行事のようになっており、今年で3年目である。
昨年に引き続きシングルに席をとるが、今回は休肝日としゃれ込みノンアルコールで過ごす。
相変わらず1~2時間ほど眠ったような気がしただけだったが、
昨年のように鹿をはねて遅れることなく定刻どおり高松に到着した。

高松駅に降り立つのは1994年以来19年ぶりである。
駅が坂出側に移転し、玉藻城沿いのビル群も姿を消してすっかり様変わりしていた。
時の流れを感じさせてしみじみ。

さて、香川に来たからにはやはり讃岐うどんを食べねばなるまい。
駅近くの味庄というセルフうどん店に入る。
古びた佇まいの店だが、大きな荷物の観光客風の人々で賑わっている。
かけ(小)170円+ちくわ天80円で250円という安さにさすが本場と感心。
味の方もなかなかで大いに満足した。

高松から徳島までは高徳線の特急うずしおに乗る。
高徳線に乗るのも32年ぶり。
そのころの記憶も定かでなく、実質初乗りのようなものだ。
当時はもちろん走っていなかった2000系で快適に運ばれた。
県境付近で峠越えと海がわずかに見える以外は、
おおむね平凡な田園風景が広がっていた。

徳島は新しい駅ビルが建っているが、ホーム上屋や跨線橋は年月を感じさせて好ましい。
牟岐線牟岐まで特急自由席を利用し、その先阿佐海岸鉄道の甲浦まで往復すると通常6000円だが、
事前にネットで調べた阿佐海岸きっぷでは4400円とお値打ちだ。
みどり氏から2枚組の切符をさっそく購入する。

キハ185系の特急むろとで未乗の牟岐線に入る。
沿線は田植えの時期に差し掛かっているようで、
水の張られた田んぼが太陽を反射して眩しい。
四国の風景は明るいと思わされたことだった。
車内も白装束のお遍路さんが見られ、四国はやはり独特の雰囲気がある。

牟岐線は海沿いを行く路線のように思えるが、
途中から山深い中を走るようになり、実際あまり海は見えない。
夏場のみ営業する秘境駅田井ノ浜でちらりと美しい海岸が拝めた。
牟岐で普通列車に乗り換えると1973年開業の比較的新しい路線でトンネルが多い。
しかし牟岐以北よりも意外と海の見える場所が目立った。
高架上の海部駅で牟岐線完乗となった。

線路は阿佐海岸鉄道阿佐東線として2駅先の甲浦まで続いている。
同鉄道の車両に乗り換えて甲浦に出た。
駅は町はずれにあり、周囲は荒蕪地が広がっている。
ホームの先で高架橋がいきなり途切れていた。
国鉄時代には阿佐線として室戸を経由して後免方面に延伸する計画があった。
しかし国鉄末期に計画凍結され、今後延伸されることはないであろう。
駅舎も高架橋の突端に作られており、これ以上進まないことを前提としているようだ。
既に工事が進んでいた中途半端な区間のみ開業した阿佐海岸鉄道は赤字経営が続いており、
いずれ存続の危機が訪れる可能性が高いらしい。

折り返しの列車まで40分ほど時間があるので付近を散策する。
ここはもう高知県である。
しばらく歩くと年季の入った建物が連なる静かな街並みがあった。
神社では祭りの準備が進められているようだ。
おそらく二度と訪れる機会がなさそうな場所。
その風景を目に焼き付けた。

先ほどの下り列車には観光客風の乗客が目立ったのだが、
ほとんどは室戸方面行きのバスに乗ってしまったようだ。
上りの車内は地元のお年寄りが数人だけで閑散としていた。
帰りも同じパターンで乗り換えながら徳島まで戻ったが、
寝不足の身なのでさすがにウトウトとしながら過ごしたことだった。

朝は高松で讃岐うどん、と来れば昼は徳島で徳島ラーメンであろう。
駅近くの麺王という店に入るが、客層はヤングが多く活気がある。
濃いめのスープに細麺の絡む徳島ラーメンの味はまずまず。
生卵をトッピングしてさらに濃厚に。
替え玉も注文して腹一杯になり店を出た。

阿波池田まで特急剣山に乗ってもいいのだが、その後の待ち時間が長くなることもあり、
2時間ほどのんびり普通列車に揺られることとする。
三連休中日の日曜の午後、徳島での買い物帰りと思しき乗客で車内はさらりと埋まっている。
ロングシート部に何とか腰をおろす。
徳島市街を出ると田園が目立つようになる。
このあたりも田植え真っ最中のようだ。
のびやかな景色でリラックスする。
鴨島あたりまで来ると車内も空いたのでクロスシートに移動した。

徳島線は吉野川に沿って走るイメージがあったのだが、
1時間ほども走った穴吹の手前でやっと川が姿を現した。
その後も離れたり近づいたり、四国一の大河をあまり眺められなかったことだった。
対岸には河岸段丘、その背後には山地が東西に延々と続く。
同じような景色の繰り返しに少々飽き始めた頃、土讃線が合流して佃に到着。
徳島線も完乗し、JR四国の鉄道路線完乗を果たした。
四国は路線数、距離とも小規模なのでとりたてて特別な感情はわかなかった。
土讃線に入って一駅先、阿波池田で下車した。

駅前にアーケードの商店街が伸びていたが、
ここも地方都市のご多分に漏れずシャッター通りと化していた。
気分が滅入ってきそうなので早々に引き返す。

岡山行きの特急南風に乗り込み県境を越える。
香川県に入るとさすがにうどん県というべきなのか、麦畑が車窓に目立つ。
宇多津付近は10年前よりさらにマンションやビルが増えたようだ。
瀬戸大橋ではちょうど瀬戸内海に沈みゆく夕陽を拝むことができた。
岡山駅では毎度おなじみの祭ずしを買って新幹線で帰路についたことである。

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