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旅と鉄道増刊号 時刻表探検

旅と鉄道4月号増刊号がこのほど発売された。特集は時刻表探検。
故・宮脇俊三先生の若き日の姿が表紙なので思わず手に取った。
同誌を購入するのはまだRJ社から季刊として発行されていた8年前以来だ。
現在は朝日新聞出版から隔月の発行となっている。

宮脇先生に関する記事は既出のものが中心だったが、
「線路のない時刻表」における架空時刻表の直筆原稿が興味深い。
名編集者として著名だった氏らしく、綿密な仕事ぶりがうかがえた。
また、長女灯子さんによる最長片道切符の旅のルートをたどる紀行文が寄せられており、
このほか時刻表の歴史や製作の舞台裏の記事が掲載されている。

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周遊きっぷ廃止

国鉄時代からの周遊券を引き継いで、
15年前から発売されていたJRグループの周遊きっぷが来月末で廃止されることとなった。
http://www.jreast.co.jp/press/2012/20130209.pdf

近年は対象ゾーンが大幅に削減されていたうえ、
ルールが複雑なのにもかかわらずJR各社のサイトでも全く解説がなく、
知る人ぞ知る切符化しており、いよいよその時が来たという感じである。

自身もこれまで3回ほどしか利用しておらず、最後に利用したのが2003年GWの四国ゾーンである。
発券が面倒ということもあり、もう10年も購入していなかった。
JR各社で様々な割引切符が発行されている現在、その役目を終えたという感じだろうか。

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房総半島ひとまわり

房総半島に残るいくつかの未乗路線。
その中の内房線と東金線に乗りに出かけた。

乗り込んだ総武快速は君津行だけれど、木更津で下車する。
このあたりを訪れるのは2003年6月に久留里線に乗車した時以来である。
気が付けば10年も経ってしまっていた。
つい昨日のことのような気がするのに、時が流れるのはあまりにも早い。
あの頃走っていた113系もキハ35系も姿を消している。
内房線は木更津~安房鴨川間が未乗ということになる。

さて木更津で下車した理由は、かつての名物駅弁バーベキュー弁当を入手するためだ。
現在木更津駅では千葉駅の業者が駅弁を販売しているが、
駅近くにある元の駅弁業者店舗でバーベキュー弁当を購入可能なのである。
店舗はすぐに見つかり550円の弁当を購入した。

駅に戻り安房鴨川行の209系2000/2100番台に乗る。
先頭車のみがセミクロスシートに改造されており、
海側のボックス席を確保したかったのだが叶わず、ロングシート部に腰掛ける。
しばらくは京葉工業地帯の煙突群などが目立つが、
上総湊あたりから海を眺められるようになる。
対岸の三浦半島が手の届きそうな近さに見える。
朝方は晴れていたのにこのころは雲に覆われてしまい、
鮮やかなブルーの海面を拝めないのが残念だった。

10分停車の館山でボックス席が空き、
ちょうど正午を迎えたのでようやく箸を使う。
バーベキュー弁当は大きめの豚肉が4枚ほどご飯を覆っており、
安価な価格を考えると良心的な内容。
味もまずまずで満足して平らげた。
長年木更津市民に愛されてきた理由がわかる気がした。

車窓には既に菜の花がちらほら咲いており、いかにも温暖な南房総らしい。
1か月後くらいに訪れていたら見事な眺めだろう。
海岸線に近づいたり離れたりしながら安房鴨川に到着。内房線完乗となった。

これまた209系の千葉行の電車に乗り込む。
この先の外房線は乗車済みなのだが、
茂原までの区間はなにぶん37年も前のことなのであまり記憶がなく、
ほとんど未乗に近いといえる。
しかしながら昼食後かつ車窓を眺めにくいロングシート部とあって、
どうしてもウトウトとしてしまう。
やっと眠気が去るころは天候も回復し、
大原からいすみ鉄道から乗り換えたと思しき観光客が乗り込んでくる。
まとまった市街地の茂原あたりから新しい住宅が目立ち始める。
この地域ももはや東京の通勤圏に組み込まれているのだろうか。

大網ではわずか3分の乗り換えで東金線へ。
こちらも209系である。
駅を出た直後に旧駅のホーム跡を見ることができた。
昔の駅は千葉方面から外房方面に直通できず、
東金寄りにホームがあったのだ。
丘陵と住宅と田園が混在する。
あっという間に成東について東金線も完乗した。

ここでもわずか4分の乗り換えで総武本線の209系。
房総半島は今や完全に209系の天下になっていた。
今回は乗り換えが絶妙なタイミングばかりで途中下車のチャンスがなく、
乗ったで降りたで駅を増殖できないのが残念なことしきり。
これまでとさほど差のない沿線風景で佐倉に運ばれる。
新緑、田植えの頃なら田園がさぞ美しいことだろうと思う。
佐倉で立ち客でいっぱいになり千葉に到着する。
駅舎の改築工事中で構内は雑然としていた。

このまま帰路についてもいいのだが、
日はまだ高いこともあり、近くの未乗路線2線を片付けることとする。
まずは千葉都市モノレール1号線だ。
1995年8月に千葉みなと~千葉間に乗車したが、
その4年後に県庁前まで延伸し、千葉~県庁前が未乗になってしまった。
千葉市街のビルの谷間をくぐりぬけていく。
ほんの数分で県庁前に到着。非常にあっけなかった。

県庁前から歩いていくとほどなく京成の千葉中央に出る。
次は京成千原線である。
千葉急行電鉄時代の1992年5月に千葉中央~大森台まで乗車したものの、
3年後にちはら台まで延伸してこちらも未乗区間になった。

千葉中央の隣駅、千葉寺周辺は当時造成工事真っ最中で、
丘陵地が一面茶色だった記憶があるが、
今や新しいマンションや住宅で埋め尽くされており、
改めて21年の歳月を感じさせられざるを得ない。
沿線は新興住宅地が広がっているものの、
終点のちはら台は空き地も目立ち、まだ開発途上という感じだった。
ここから先、小湊鉄道の海土有木までの延伸計画があったように思うが、
今ではどうなっているのだろう。

日が暮れかけた京成千葉に戻り、JRに乗り換える。
朝から11時間近い旅路だったが、
ほとんどの時間を209系や217系の固いシートで過ごし、少々苦痛を覚えたことだった。

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