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岩泉線復旧ならず

昨日既に一部のメディアが報じていた岩泉線の件、
JR東日本から本日正式に発表された。

http://www.jreast.co.jp/press/2011/20120316.pdf(PDF文書)

鉄道としての復旧を断念、バスにより地域の交通を確保との旨である。

岩泉線は10年前の2002年9月に乗車。
当時はキハ52の単行で、ひたすら山深い中を走った記憶だ。
帰り道は夜間になり、岩泉と茂市を除くと駅付近ですら灯火がほとんど見当たらなかった。

廃止は確かに残念であるが、
現在まで残っているのが奇跡的なくらいの過疎路線ゆえ、
致し方ないというところだろう。
願わくばこのような形の幕引きではなく、
きちんとお別れ列車で送り出してあげたかったことである。

さよなら長野電鉄屋代線

今月末で廃止になる長野電鉄屋代線のお別れ乗車に出かけた。
ウィークエンドパスと新幹線自由席特急券を手に、
あさまで長野まで運ばれる。
長野線の信州中野~湯田中間が未乗なので、
まずはそちらに先回りする。
途中、軽井沢付近では白く雪を被った浅間山の稜線が美しく、
思わずシャッターを押したことだった。

長野電鉄の長野駅は地下駅になっているが、
その地下道わきにある立ち食い蕎麦で昼食。
信州といえば蕎麦どころだけあり、
立ち食い蕎麦でもなかなか旨く感じた。

湯田中行の特急はどの車両が来るか楽しみであったが、
元成田エクスプレスの2100系「スノーモンキー」だ。
1年前から運行が開始されている。
成田空港には縁がなかったので今回が初乗車となる。
特急料金100円が非常にお値打ちに感じられた。
信州中野までは10年前に廃止された木島線お別れ乗車で乗った区間だが、
あまり車窓風景の記憶がない。
点在する住宅と単調な田園風景が広がるが、
リンゴの木の多さが信州らしい。

信州中野を出ると急カーブと急勾配の連続で、
さすがの元JR特急形も車輪を軋ませながらゆっくりと走った。
勾配を上り詰めた先の湯田中駅に到着。
古い駅舎は味わいがある。
時間があまりないので、
駅前のコンビニでジュースを買って再び車中の人となった。

須坂で下車し、いよいよ今回のメインである屋代線だ。
元営団地下鉄3000系"まっこうくじら"の3500系が入線する。
同業者ももちろん多いのだけれど、
幼い子供を連れたファミリーが目立ったのが意外だった。
地元の人々が最後の記念に乗りに来たのだろうか。
子供を電車の前に立たせて写真を撮る光景が見られた。

車内は立ち客も多く大盛況である。
自分は座席に座れたのだが、
車窓が見えにくいので立った方がよかったかもしれなかった。
沿線風景に特筆すべき点はなかったが、
古い木造駅舎や木造の待合室が目立つ。
鉄道が廃止された後も歴史遺産として何とか残せないものか。

途中駅で普段はこの線を走らない特急用2100系とすれ違うシーンがあり、
思わず車内がどよめいたことだった。
周囲の同業者の会話によると、屋代で検査を受けた帰りらしい。
松代あたりで途中下車したいところだけれど、
屋代線は電車の本数が少なく、
1本落とすと1時間以上待たなければならず断念。

須坂から40分弱ほどで屋代に到着した。
この駅にも木造でよい感じの待合室があった。
しなの鉄道への乗り換え時間が3分しかなく、
名残惜しくも慌ただしく屋代線を後にした。

しなの鉄道は上田~篠ノ井間が未乗のため、
いったん篠ノ井まで乗車する。
わずか2駅で篠ノ井に到着。
10分ほどで引き返す。
「野沢菜そば」という信州らしい舌代のある立ち食い蕎麦屋が気になったが、
時間がないのでパスせざるを得なかった。
戸倉行と小諸行を乗り継いで上田に着き、
しなの鉄道も完乗となった。

少々疲労を覚えたし、このまま新幹線で帰ってもいいのだが、
日没までまだ時間があるので未乗の上田電鉄に乗車する。
ホームに停車していた電車は元東急7200系のまるまどどりーむ号だ。
昔の丸窓電車をイメージした車両である。
上田発車時にはかなり乗客がいたのだが、
駅に着くたびに次々下車していき、
終点の別所温泉で降り立ったのは自分も含めて5人だけだった。
先行きが不安になるが、いつまでも走り続けてくれることを願うや切。
沿線は平凡な田園風景が広がっていたが、
リンゴの木はやはりこちらでも目立った。

湯田中温泉に続き今日2度目の温泉地だが、
わずか15分の滞在で今回も温泉に立ち寄らず回れ右する。
乗り鉄の悲しい性である。
当駅から折り返しの電車に乗車したのは、
1両目に自分と2両目に若い女性のわずか2人だけだった。
途中駅で乗客が少しずつ乗り込んで救われた感がある。

上田に到着後、牛めし弁当という長野の業者の駅弁を買い、
あさまに乗り込んだ。
春分の日の前日だというのに、北風が冷たい一日だった。

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「カレチ」第3巻

週刊モーニング誌に月1回のペースで連載されている「カレチ」。
昭和40年代後半の国鉄を舞台に、
長距離列車に乗務する荻野カレチ(客扱専務車掌)の奮闘ぶりを描いた漫画である。
ちょうど一週間前に単行本第3巻が発売された。
今回も思わずホロリとさせられるストーリーが満載である。
とりわけ第26話「ノリホ」の最後のコマは何とも悲しく、強く印象に残るものであった。

カレチ(3) (モーニング KC)
池田 邦彦
講談社 (2012-02-23)

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