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LRTを全国約10都市で整備へ

国土交通省が2016年度までの10年間に、全国約10都市でLRTを整備する方針を固めたとのこと。
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060816STXKD016216082006.html

路面電車の再評価はヨーロッパより大幅に遅れをとっていたが、
ようやく国交省も重い腰を上げた。
LRT導入の構想を持つ都市は結構あるようだけれど、
これまではなかなか実現に踏み切れずにいた。
国交省の後押しがあれば、実現に大きく近づくことだろう。

個人的にはさいたま新都心と埼玉スタジアム2002を結ぶ路線など、
さいたま市の東西を結ぶ路線ができれば嬉しい。
まだまだこれからの話ではあるが、今後の進展を期待したい。

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2006年夏の北海道(4日目)

今日は15時過ぎの羽田行きに乗るまではとくに決まった予定はない。
別寒辺牛湿原が見たくなったので、時刻表を開く。
糸魚沢で下車するのがよさそうで、根室行きの普通列車に乗る。
朝食がまだだったが、ホーム上の駅弁売店は開いておらず、
隣のキオスクをのぞくと駅弁ではない弁当が置いてあったので物色する。
白糠ほっき弁当という弁当を買う。

発車時間にはまだ間があったが、席に座るとさっそく箸を使う。
味のほうはまずまず。
やがて発車時間が来て列車が動き出す。
厚岸までの区間は4往復もしており、窓を開けて涼しい風を受けながら
ウトウトしながら過ごす。

厚岸を出ると厚岸湖が車窓右手に迫る。
ここから別寒辺牛湿原にかけての区間は、落石岬を臨む海蝕崖の区間と並んで、
根室本線の釧路から根室間では特筆すべき車窓風景であろう。111_1117
湖のほとりを走り、湿原の中を抜けていくのは爽快である。
湿原にさしかかってほどなく、警笛とともに急ブレーキがかかる。
窓から前方を見ると線路上にタンチョウの親子がおり、あわてて飛び立つところだった。
久しぶりにタンチョウを見ることができた。
厚岸~根室間の列車の少なさを物語るハプニングである。

湿原をしばらく走り糸魚沢の駅に着いた。
古い木造駅舎が残されており、好印象の駅だ。
大きなバッグをかついだ青年が一緒に降りたが、駅前の国道を茶内方面に歩いていった。
駅の近くに湿原に近づける場所があるかと思ったが、とくに見当たらない。111_1123
空はよく晴れわたり、厚岸まで10キロほどを歩いてもよいかなと考えていたのだが、
大きなトラックがビュンビュン飛ばしていくのを見ると、
歩道もない道を歩いていく気がしなくなり、23分後の上り列車で折り返すこととした。

釧路行きの列車は混雑しており、通路側の席に腰をかける。
またしても警笛と急ブレーキ。
正面の窓を見るとタンチョウの翼がはばたくのが見えた。
さすがに2つの列車で続くと驚きだ。
1時間ほどで釧路に戻った。

ちょうど釧路湿原ノロッコ号の発車が迫っており、釧路湿原駅に行こうか迷う。
そうなると、この列車および釧路湿原駅から行ける細岡の展望台は3回目となる。
釧路湿原は大好きな場所だけれど、3回目ともなると、
最初の時の感動がどんどん薄れてしまいそうで、今回は見送ることとする。
代わりに6年ぶりに釧路市街をゆっくり歩こうと決めた。

北大通を南に歩く。
ご多分にもれず、シャッター通り化が進んでいる。
6年ぶりに幣舞橋を渡る。
出世坂という坂を上り、春採湖に向かって歩く。
6年前の春と同じコースである。
その時に坂の向こうに海が見えるきれいな場所があったのだが、
6年の歳月は記憶を不鮮明にさせており、しばらく周辺を歩き回る。
ようやくそれらしき場所を見つけたが、気温が高いせいか海は霞んでよく見えなかった。

坂を下りて小学校の横へと回りこむ。111_1135
春採湖畔の木道を歩く。
陽射しは強いが、日陰に入ると湖から涼しい風が吹きつけて気持ちよい。

昼時になり、湖からほど近い竹老園東家総本店で蕎麦を食べることとする。
店は混雑しており、10分ほど待ったがほどなく座ることができた。
名物のかしわぬきと蘭切りそばを注文。
かしわぬきは文字どおりかしわそばからそばを抜いたもの。
鶏の出汁がしみ込んだおいしいスープだった。
レイルウェイライター氏も絶賛している一品である。
蘭切りそばは卵を練りこんだ黄色いそばで、麺は細く上品な味わいだ。
並では少々物足りなく感じ、大盛りでもよかったかと思う。

大満足で店を出て、坂を上った富士見3丁目バス停から釧路駅までバスで戻った。
空港行きバスまで時間があり、ラーメンを食べることとする。
駅前にあった海皇というラーメン屋が辰巳という名称に変わっており、
その店で味噌ラーメンを食べた。

空港まで乗ったバスは冷房が故障中ということで、運転士氏がしきりに恐縮していたが、
開け放たれた窓から入る風は心地よく、不快ではなかった。
それでも地元の人にとっては暑いのだろう(この日の最高気温は25度ほど)。

羽田までの便は台風の影響が心配されたが、それほど揺れることもなく無事到着。
浦和から6人がスターティングメンバーに名を連ねるという画期的な、
日本vsトリニダード・トバゴ戦開始にも間に合ったことである。

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2006年夏の北海道(3日目)

これまでの北海道旅行では湖をゆっくり見る機会がなかったので、
今日は阿寒湖と摩周湖を見学することとした。

まずは朝食ということで、朝から和商市場の勝手丼をおごる。
具はイクラ、イカ、ホタテと比較的シンプルにしてみた。
最近は観光化され過ぎという批判はあるが、北海道で食べるイクラはやはりおいしい。
昨日はラーメンを食べなかったこともあり、朝だというのにラーメンが食べたくなる。
和商市場隣の釧路朝市内にある魚一であっさり醤油ラーメンを注文。
いわゆる釧路ラーメンで朝でもおいしくいただけた。
C58が保存されている幸町公園で一休みする。
空はよく晴れ、釧路にしては朝から気温が高く、暑い一日になりそうだった。

釧路駅前より阿寒湖畔行きのバスに乗り込む。
釧路市街を抜けると森林と原野が広がる。
美しい景色ではあるが、ずっと見ているとやや飽きてきてウトウトとしてしまう。
気がつくと人家が目立ち始め、阿寒市街を通る。
周囲を山が囲むようになり、上り坂が続くようになる。
この頃から雲が目立ち始め、天気が気になった。

釧路から2時間、ようやく阿寒湖畔に到着する。110_1073
土産物屋街、ホテル街を抜けてボッケの見学に向かう。
鬱蒼とした森林を抜けると独特の臭気が漂い、「ボコッボコッ」という音が聞こえる。
ボッケとは泥火山で水蒸気などが地上に噴き出す場所である。
周囲の砂浜も水蒸気で熱くなっているらしく、立ち入り禁止になっていた。
雲が陽射しを遮り、雄阿寒岳の頂上にも雲がかかっていた。

土産物街に戻り、蕎麦屋で昼食とする。
無難なメニューといわれるカレーライスを食べたが、
いかにもレトルトな肉の塊が入った甘口のカレーだったことである。
110_1093
13時発の観光汽船に乗り込む。
最近の北海道は外国人観光客が多いといわれているが、
中国語が飛び交うグループ客が大量に乗り込み、なかなかにぎやかだった。
再び陽射しが射すようになり、キラキラと反射する水面がまぶしい。
周囲は原生林に覆われており、これだけの自然が保全されていることが何とも素晴らしい。
頂上の雲が取れて全景を現した雄阿寒岳、雌阿寒岳のシルエットが美しかった。
観光汽船はチウルイ島に立ち寄り、マリモ展示観察センターでマリモを見学する。
予想以上に大きいマリモもあり、感心させられる。
マリモの生態はまだまだ謎が多いとのことだ。110_1087

観光汽船を降り、バスセンターから阿寒パノラマコースのバスに乗る。
乗客は自分以外に男性が一人で、
阿寒湖と摩周湖という大観光地を結ぶ路線としては少々寂しい。
バスで走り始めると空に黒い雲が増え始め、美しい山々も見えにくくなる。
周囲にはひたすら原生林が続く。
急なヘアピンカーブをいくつも過ぎ、やっと平坦な道に出る。

森林地帯を抜け、弟子屈市街を過ぎ、摩周駅前に到着。
ここでもう一人の男性が下車したが、
新たに二人の男性が乗り込み、貸し切り状態はまぬがれた。
観光客目当ての店が並ぶ道を上っていく。
かなり高いところまで来て、摩周第一展望台に着いた。

摩周湖は霧にうっすらと覆われ、かろうじて全体が見渡せる状態である。111_1101

しかしながら神秘の湖らしく良いのではとも思った。
ずっと曇っていたのだが、この時だけは陽射しが復活したのが幸いだ。
湖面が青い空を映し出し、ぼんやりと霞んで実に幻想的だ。
これほど美しいものを作り出した大自然に感謝したい。
ずっと眺めていたい気分だったが、バスの発車時刻となり展望台を後にする。
この場所でも中国語が盛んに飛び交っていた。

川湯温泉駅での列車の乗り継ぎ時間が短く、少し心配だったのだが、
ちょうど列車が入線してきたタイミングで駅前に到着。
釧路行き単行のキハ54に乗ることができた。

この時期なので当然ながらクロスシートはすべて埋まり、ロング部に腰掛ける。
釧網本線の車窓の美しさには定評があるが、既に乗車済みであることや
曇りがちな夕刻ということもあり、景色が見にくいことはそれほど気にならなかった。
それでも塘路駅あたりから窓を開け、体を捻って夕暮れの釧路湿原の眺めを楽しんだ。

夕食はまたしてもラーメンである。
市中心部にある河むらという店で醤油ラーメンを食べる。
あっさり系のスープでなかなかいけた。

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2006年夏の北海道(2日目)

札幌からスーパーおおぞら1号で帯広に向かう。
士幌線の廃線跡をバスで辿って十勝三股を往復し、夜は釧路に泊まる予定だ。
天気予報は晴れなのだが、雲が空一面を覆い、陽射しはあまり強くない。
振り子特急は快適に飛ばし、2時間16分で帯広に到着した。

旧士幌線の転換バスは現在は糠平までしか行かないのだが、
3年前より三国峠経由の帯広~旭川の都市間バスが走るようになり、
そのバスが十勝三股に停車するようになった。

乗客がまばらなバスは帯広市街を走りぬけ、十勝平野の田園地帯を進む。
廃線跡はバスの車窓からは確認できない。
やがて山が迫り、人家はまったく見当たらなくなる。
「ヒグマ出没 注意」という大きな看板がたびたび見られるようになり、
北海道の大自然を実感する。
かなり険しい地形となり、このようなところまで本当に鉄道が通っていたのかと思う。

やがて小さな集落が現れると糠平である。
山間のひなびた温泉町という感じだ。
車窓右にちらちらと糠平湖が見られるようになる。110_1063
いくつものトンネルをくぐる。
音更川に架かっていた士幌線のコンクリート橋が一瞬確認できた。
列車からは美しい車窓が楽しめたことであろう。
士幌線が存在していた頃、それも末端区間がバス代行になる前に乗りたかった。

周囲が開けた場所に出ると、そこが十勝三股である。
僕以外にもう一人男性が降り立ったのだが、
大きなバッグから自転車を取り出し、手際よく組み立てると北の方向に走り去った。

誰もいなくなった十勝三股は、ときおり通る車やバイクの音以外は、
鳥と虫の鳴き声だけが聞こえる静かな場所だ。
林業が盛んだった昭和30年代に人口が1000人以上あったこの地も、
現在ではわずか2軒の家を残すだけとなってしまった。
そのうちの1軒、三股山荘で昼食を取るとともに、
展示されている士幌線の資料等の見学をする予定だった。110_1050
しかし何ということか定休日の由。
帯広行きのバスが来るまでの1時間半あまり、周囲をぶらぶらして時間をつぶすしかない。
空は雲が広がっており、陽射しは弱々しい。
比較的涼しいのはありがたいが、大雪山系のシルエットが雲に隠されていたのは残念。

まずは十勝三股駅跡に向かう。
現在は木道とあずまやが作られているが、周囲は空き地が広がっている。
1ヶ月くらい前ならば一面にルピナスが咲き乱れて美しかったのだろうが、
今はわずかに残った花を楽しむのみである。
雑草をかきわけながら廃線跡を帯広方面に辿ってみる。
ほどなく門が設置されており、行き止まりとなっていた。
それにしてもアブの攻撃には閉口させられる。110_1062

夏にここを訪れる人は、虫除けスプレーを準備しておくことを強くお薦めしたい。
バス待合室に設置されているノートを眺めるが、ここにもアブが入り込んで落ち着かなかった。

帰りのバスではさすがにウトウトとしながら過ごした。
帯広は十勝三股よりも陽射しは強く、昨日の札幌並みの暑さだ。
とにかく昼食をということで、駅前のぱんちょうで豚丼を食べる。
帯広名物の豚丼は何種類かあるらしいが、この店は厚手の肉を使い、
タレが少なめのタイプだった。
味はまずまずで満足して店を出る。

暑いのでしばらく帯広駅の待合室で休憩し、旧広尾線の分岐部分を見に行く。110_1064
高架橋に沿って歩いているうち細長い空き地が右手に分かれていく所に来た。
その先は遊歩道として整備されているようだった。

帯広からスーパーおおぞらで釧路に向かう。
沿線は景色の良いところが多いのだけれど、
朝早かったのと既に3回乗っている区間とあって、ほとんど居眠りしながら過ごしてしまった。

釧路は札幌や帯広よりはさすがに涼しいが、今まで訪れた中では一番気温が高いように感じられた。
駅前のつるやという定食屋でイカ刺し定食の夕食とした。
ここは3度目の訪問になる。値段の安さでライダーらに有名な店のようだ。

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2006年夏の北海道(1日目)

正午過ぎに新千歳空港に到着。
今回の旅行は3泊4日で、札幌1泊、釧路2泊の予定である。
札幌までは何度も通っている区間なので、うとうととしながら過ごす。

まずは昼食をということで、おなじみのらーめんてつやへ向かう。
昨年も指摘した脂っこいスープはやはり変わっていない。
6~7年前に食べた時のコクのある味わいは戻ってこないのか。

昨年新札幌の店で食べたスープカレーの一灯庵だが、
今年は本店を訪れることとした。
ラーメンを食べたばかりだが、てつやからほど近いところにあるため、
そのまま直行した。
いまやすっかり全国区となった大泉洋氏もお気に入りの店だという。

色々なところで紹介されているとおり、なるほど隠れ家という感じで、110_1036
住宅街の中の分かりにくい場所にある。
細い路地を入っていった奥の民家そのものの店である。
店内も民家の座敷となっている。
窓際の席に座ったのだが、冷房がなく、開け放たれた窓から庭が臨める。
店で食事をしているというより、遊びに行った家でごちそうになっている気分だ。
昨年はチキンだったので、今回はポークを注文。
スープカレーはおいしく、店の雰囲気ものどやかで満足した。

このあとホテルにチェックインするまでフリーだが、
これまで訪れていない場所を回ることとした。

市電を西4丁目で降り、大通り公園、道庁レンガ庁舎を通って、
北海道大学植物園に行った。
市内中心部にありながら貴重な自然が残るこの植物園は、
以前から訪れてみたい場所のひとつだった。
花のピークは6~7月頃のようで、そちらは楽しめないが、
鬱蒼と茂る各種の樹木に囲まれて、しばし森林浴としゃれ込んだ。

その後、一部の人々には聖地と呼ばれる平岸高台公園へと向かう。110_1042
地下鉄南北線の南平岸で下車し、坂道を登っていくと右側に公園が見えてきた。
上記の大泉洋氏が出演していた「水曜どうでしょう」で有名になった場所なのだ。
番組のファンなのか、記念写真を撮っているグループなどもいる。
やはりここは聖地なのであろう。
HTB(北海道テレビ)の局舎も近くにあり、
局のキャラクターとしてやはり有名になったonちゃんが屋上に鎮座していた。

今日の札幌は最高気温32度と今年一番の暑さとなり、
暑さに慣れているはずの関東内陸部出身者でもさすがに辛くなった。
大通り公園や平岸高台公園など、公園で一休みするたびに水分補給に励んだ。

それでも狸小路の模型店?「中川ライター店」に立ち寄り、110_1045
探していたNゲージの貨車を買ってしまったのは、何とも物好きというほかあるまい。

ホテルで一旦休憩し、夕食もラーメンと決めて、1年前にも訪れたラーメン道へと出かける。
地下鉄東豊線元町駅からバスに乗り換え、ラストオーダー間近の店内に入る。
みそ野菜ラーメンを注文。おいしくいただいたことだった。

ホテルに戻り、北海道で必ず買うサッポロクラシックを飲みながらブログの更新となった。

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