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2006年夏の北海道(4日目)

今日は15時過ぎの羽田行きに乗るまではとくに決まった予定はない。
別寒辺牛湿原が見たくなったので、時刻表を開く。
糸魚沢で下車するのがよさそうで、根室行きの普通列車に乗る。
朝食がまだだったが、ホーム上の駅弁売店は開いておらず、
隣のキオスクをのぞくと駅弁ではない弁当が置いてあったので物色する。
白糠ほっき弁当という弁当を買う。

発車時間にはまだ間があったが、席に座るとさっそく箸を使う。
味のほうはまずまず。
やがて発車時間が来て列車が動き出す。
厚岸までの区間は4往復もしており、窓を開けて涼しい風を受けながら
ウトウトしながら過ごす。

厚岸を出ると厚岸湖が車窓右手に迫る。
ここから別寒辺牛湿原にかけての区間は、落石岬を臨む海蝕崖の区間と並んで、
根室本線の釧路から根室間では特筆すべき車窓風景であろう。111_1117
湖のほとりを走り、湿原の中を抜けていくのは爽快である。
湿原にさしかかってほどなく、警笛とともに急ブレーキがかかる。
窓から前方を見ると線路上にタンチョウの親子がおり、あわてて飛び立つところだった。
久しぶりにタンチョウを見ることができた。
厚岸~根室間の列車の少なさを物語るハプニングである。

湿原をしばらく走り糸魚沢の駅に着いた。
古い木造駅舎が残されており、好印象の駅だ。
大きなバッグをかついだ青年が一緒に降りたが、駅前の国道を茶内方面に歩いていった。
駅の近くに湿原に近づける場所があるかと思ったが、とくに見当たらない。111_1123
空はよく晴れわたり、厚岸まで10キロほどを歩いてもよいかなと考えていたのだが、
大きなトラックがビュンビュン飛ばしていくのを見ると、
歩道もない道を歩いていく気がしなくなり、23分後の上り列車で折り返すこととした。

釧路行きの列車は混雑しており、通路側の席に腰をかける。
またしても警笛と急ブレーキ。
正面の窓を見るとタンチョウの翼がはばたくのが見えた。
さすがに2つの列車で続くと驚きだ。
1時間ほどで釧路に戻った。

ちょうど釧路湿原ノロッコ号の発車が迫っており、釧路湿原駅に行こうか迷う。
そうなると、この列車および釧路湿原駅から行ける細岡の展望台は3回目となる。
釧路湿原は大好きな場所だけれど、3回目ともなると、
最初の時の感動がどんどん薄れてしまいそうで、今回は見送ることとする。
代わりに6年ぶりに釧路市街をゆっくり歩こうと決めた。

北大通を南に歩く。
ご多分にもれず、シャッター通り化が進んでいる。
6年ぶりに幣舞橋を渡る。
出世坂という坂を上り、春採湖に向かって歩く。
6年前の春と同じコースである。
その時に坂の向こうに海が見えるきれいな場所があったのだが、
6年の歳月は記憶を不鮮明にさせており、しばらく周辺を歩き回る。
ようやくそれらしき場所を見つけたが、気温が高いせいか海は霞んでよく見えなかった。

坂を下りて小学校の横へと回りこむ。111_1135
春採湖畔の木道を歩く。
陽射しは強いが、日陰に入ると湖から涼しい風が吹きつけて気持ちよい。

昼時になり、湖からほど近い竹老園東家総本店で蕎麦を食べることとする。
店は混雑しており、10分ほど待ったがほどなく座ることができた。
名物のかしわぬきと蘭切りそばを注文。
かしわぬきは文字どおりかしわそばからそばを抜いたもの。
鶏の出汁がしみ込んだおいしいスープだった。
レイルウェイライター氏も絶賛している一品である。
蘭切りそばは卵を練りこんだ黄色いそばで、麺は細く上品な味わいだ。
並では少々物足りなく感じ、大盛りでもよかったかと思う。

大満足で店を出て、坂を上った富士見3丁目バス停から釧路駅までバスで戻った。
空港行きバスまで時間があり、ラーメンを食べることとする。
駅前にあった海皇というラーメン屋が辰巳という名称に変わっており、
その店で味噌ラーメンを食べた。

空港まで乗ったバスは冷房が故障中ということで、運転士氏がしきりに恐縮していたが、
開け放たれた窓から入る風は心地よく、不快ではなかった。
それでも地元の人にとっては暑いのだろう(この日の最高気温は25度ほど)。

羽田までの便は台風の影響が心配されたが、それほど揺れることもなく無事到着。
浦和から6人がスターティングメンバーに名を連ねるという画期的な、
日本vsトリニダード・トバゴ戦開始にも間に合ったことである。

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