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JR九州完乗の旅(3日目)

今日は日南線と大隈線転換バスに乗るだけである。
日南線の本数の少なさと遅さもあり、やや非効率な一日だ。

無料サービスの朝食をホテルでとり、宮崎駅の高架ホームに上がる。
やってきたのはキハ40とキハ31の2両編成だが、キハ31は次の南宮崎で切り離すとの由。
田吉までは2003年末に乗車しているから、その先が未乗になる。
空は雲が多いが、昨日より陽射しは強い。

道路沿いや駅前には亜熱帯性の木が植えられて南国ムードを盛り上げる。
内海、小内海あたりからようやく海が望めるようになった。
4年ほど前に流れていた緑茶飲料のCMのロケ地だったのが印象的だった伊比井を過ぎる。
北郷から小学校低学年と思しき集団が乗り込んで車内がにぎやかになる。
おそらく普段はマイカー利用でほとんど鉄道を利用する機会はないのだろう。
珍しさに興奮している様子が伝わってきてほほえましい。
この中から少しでも鉄道に興味を持つ子が現れてくれますように。

この列車は終点の志布志には行かず南郷どまりなので、飫肥で途中下車と決めてあった。
志布志行きの列車が着くまで1時間半ほど、今回の旅ではゆいつ観光らしい観光をする。

小さな城下町の飫肥は商店街の建物を白壁造り風に改装を進めている。
その表通りから一歩入ると、石塀に囲まれた武家屋敷街が広がった。
堀には鯉が泳ぎ、心を和ませる。
時間があまりないので資料館の類や城跡の見学はあきらめ、
武家屋敷が点在する風致地区を散策する。109_0971
緑が多くゆったりした敷地に、古びた家々が立ち並ぶ通りは非常に心地よい。
慌しい今回の旅の中、ひと時の安らぎを得た。

陽射しが強くなり汗ばむほどだったので、冷たいそばと名物のおび天の昼食とした。
おび天はさつま揚げに似ているが、豆腐と黒砂糖を使っているので、
ふんわりと柔らかく味が濃厚だった。

飫肥駅に戻り、日南線の旅を続ける。
海岸線に近づくとすぐにトンネルに入り、あまりじっくりとは海を見せてもらえない。
その繰り返しが続いたためか、睡魔に襲われるようになり、うとうとしながら過ごす。
さらりと埋まっていた車内も串間で大量の下車があり、がらんとしてしまった。
宮崎と鹿児島の県境が近づいており、T村先生言うところの県境現象であろう。

志布志で降り立った乗客はわずかだった。
かつては日南、志布志、大隈の三線が集まるターミナルだった志布志駅も、
今では敷地が縮小され、大部分はスーパーマーケットや公園に変じてしまった。
機関区も備えた鉄道の敷地はそれだけ広かったのかと思う。

予想していたとおり、鹿屋方面のバスにはうまく乗り継げなかったので1本後のバスとなる。
バス乗り場が駅前にないため、数分の乗り換え時間では無理そうだったのは想定内だった。
近くの鉄道記念公園に行く。
C58蒸気機関車と車掌車ヨ8000、それとなぜかキハ52気動車が連結されている。
C58とヨの保存状態はよかったのだが、問題は最後尾のキハ52である。109_0987
塗装はひび割れ、錆があちこちに回っている車体は何ともぞっとしない。
このままでは数年後に解体されてしまいそうだ。

さて、ここからは旧大隈線転換バスに乗り、大隈線完乗?を目指すこととする。
志布志から国分まで直通するバスはないので、鹿屋で乗り換えることとした。
旧鹿屋駅跡は鹿屋市役所前バス停となっているため、そこで乗り継げれば都合がよいが、
乗り継ぎ時間等の関係で鹿屋バスセンターで、国分駅前を経由する鹿児島空港行きバスに乗り継ぐ。
大隈線の跡を辿るとはいえ、バスの車窓からは特に見るべきものもない。

田園地帯や郊外ロードサイドな風景を見ながら1時間ほどで鹿屋バスセンターに到着。
老朽化で建替えが噂されているようで、古びたビルである。
周辺の建物も最近の地方都市の例に漏れず、市街地空洞化でシャッターを閉じた店が多い。
たびたび内容に言及しているが、故・宮脇俊三先生の「最長片道切符の旅」に登場する
5階建てのデパートも既に解体されてしまったらしい。
市街地再開発のビルが建設中だったのが希望の光といったところか。

鹿児島空港行きのバスに乗り込み、市街地を抜けると急坂を下り、錦江湾が眼下に広がる。
鉄道はこんな急な勾配を通れないから、どのあたりを大隈線は走っていたのか。
定かでないまま、バスは海沿いの道を延々と進む。
西日を浴びながら海岸線を走っていると、
ちょうど1年前に島原半島の西海岸をバスで走ったことを思い出す。
つい数ヶ月前のような気がするが、もう1年経っているとは・・・。

やがて左手に桜島がダイナミックに姿を現す。109_0990
大隈線が現役の頃に列車から見てみたかった。
山側にところどころ築堤らしきものが見える。
これが大隈線の跡なのだろう。

海にもそろそろ飽きてきた頃、内陸部に入って国分駅前に到着する。
ギリギリのタイミングで鹿児島中央行きの電車には乗れなかった。
ホームにぼんやりと座って30分後の電車を待つ。
これも予想していたことではあるが、
どうも非効率な一日のままで終わってしまったようで少々うんざり。
おまけにやってきた2両編成の817系電車は満席で、
鹿児島中央までの40分あまりは立ちんぼで過ごす無聊となった。

宮崎~鹿児島中央は特急きりしまで2時間あまりのところ、
列車4時間、バス3時間をかけてたどり着いたことになる。
これも乗り鉄の性でいたしかたなし。
天文館近くのホテルにチェックインし、夜はくろいわで鹿児島ラーメンを食した。

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