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工業都市の大師線

京急大師線は工業都市・川崎(最近は音楽のまちと呼ばれたがっているようだけれど)を走る小路線だ。
京急川崎駅は高架化されているが、大師線のホームのみ地上にある。
終点の小島新田駅手前までの区間を地下化する計画が進められている。
地上を走る姿も数年後には見られなくなると思い、ふらりと乗りに来た。

4両編成の電車は座席がさらりと埋まっている。
昼間は10分間隔の運行で、結構利用者がいるようだ。
車窓は工場や商店、住宅が雑然とした下町風の景色だ。
ほとんどの乗客は川崎大師で降りてしまった。
小島新田に着く頃には、1車両に数人程度の乗客に減っていた。

終着駅の小島新田は線路は単線になり、ホームが1本のコンパクトな駅だ。
ホームの終端にこじんまりとした駅舎が建っていた。
駅前には手持ちぶさたのタクシーが列をつくっている。
歩いていくとほどなく東海道貨物線が前方を横切るのが見える。
かつては小島新田が終点ではなく、今の貨物線にほぼ沿う形で塩浜、桜本まで延びていたのだ。
貨物線の延伸に伴い、大師線が分断される形となり、小島新田の駅自体も移設された。

初秋のよく晴れた昼下がり、眠たそうな街を一回りして再び電車に乗り込んだ。
この線が地下化されるとどのように変わるのだろうか。

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