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開業を迎えたつくばエクスプレス

秋葉原と筑波研究学園都市を結ぶつくばエクスプレス(TX)が本日開業した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050824-00000005-yom-soci
ひらがなやカタカナを多用した、歯の浮きそうな愛称名や駅名など、
感心しない点もあるが、まずはこの鉄道の前途を祝し、今後の発展に期待したい。

T村先生のお膝元の足立区を通ることもあり、
氏はさっそく乗ったで降りたでに励んでおられるのではなかろうか。
僕はといえば、秋葉原は鉄道模型店めぐりでしばしば訪れる場所なのだけれど、
少し経って落ち着いてきた頃に初乗りしたいと思ったことである。

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北海道夏紀行(4日目)

朝から良い天気だ。
特急ライラックで砂川に向かう。
ここから上砂川支線の転換バスに乗り換えるのだが、
どうしたものか駅前にはバス停が見当たらず、駅前通りに出てもそれらしきものはない。
しばらく駅前をうろうろとするうち、
ようやく駅前通りから少し入った場所にバスターミナルを見つけた。
勝手を知った地元の人が利用者の大部分なのだろうが、
駅前にターミナルの案内図なり矢印なりを出しておいてもらえないと困る。
中央バスには苦言を呈しておく。

これで時間を取ったため、予定していた赤平昭和行きのバスには乗れなくなったのだが、
上砂川東町行きのバスがまもなく発車する由のアナウンスがあった。
ターミナルの運賃表を見てみると、
あれうれしや、このバスは上砂川の中央一丁目を経由するではないか。
頃やよしとばかりに上砂川東町行きのバスに乗り込んだ。
車内は病院または買い物帰りの老人ばかりである。

しばらく走ると丘陵地帯にさしかかる。
上砂川支線の跡らしい細長い空き地が見られるようになる。
その廃線跡が新しい道路にかわってほどなく、中央一丁目のバス停となったので下車。
ここがかつての上砂川駅であった。

やや場所が移動させられた駅舎とスユニ60、ヨ8000が保存されていた。108_0848
駅舎には「上砂川駅」よりも大きく「悲別駅」の文字が掲げられている。
21年前放送のドラマ「昨日、悲別で」の舞台となったのがここであった。
また、映画「駅」でもこの駅舎は登場したとのことだ。
自由に見学できる駅舎内にはドラマや映画の資料などが飾られている。
廃止当時の新聞記事などもあるが、1994年5月といえばつい最近のような気がするのに、
もう11年も経ってしまったのかと思う。

次は歌志内線跡を訪れる。
上砂川支線と歌志内線は山を挟んで数キロ離れているだけなので、
赤平昭和行きのバスで両者をショートカットする。

上砂川支線は比較的平坦なところを走っていたのに対し、
こちらは両側を山に囲まれた谷あいを上っていく感じである。
バスから確認できる廃線跡はほとんどサイクリングロードとして整備されている。
数年前まで残っていた途中駅のホームや駅舎跡はきれいさっぱり姿を消しており、
あまり面白みはないのであるが、廃止から17年が経過していることを考えると
やむを得ないというところだろうか。

谷がどんどん狭まっていくが、人家は途切れることなく続く。
日本一人口の少ない市として知られる歌志内市だけれど、
それでもこのような山の中にまとまった集落が連なっている。
なかなか不思議な光景である。
そういえば夕張も似た感じだった。
石炭がなければ山深いこの地に街並みが形成されることはなかっただろう。

歌志内市街でバスを降りる。108_0858
市街といってもちょっとした商店街があるだけである。
駅の跡は郵便局やスーパーになっている。
緑がまぶしい山々に囲まれ、のびやかな風景が広がっている。
周囲を一回りしてみるが、食事したくなる店もなかったので、
スーパーで納豆巻きを買い、バスの待合室でもそもそとかじった。

砂川に戻るバスまで時間があるため、スーパーの隣の歌志内郷土館を見学する。
展示物としてはやはり炭鉱関係のものが多い。
空知炭鉱は歌志内線廃止前後に閉山になったのかと思っていたが、
10年前まで採掘が続けられていたことが意外だった。
このほか鉄道関連や暮らしにまつわる電化製品や家具の展示もある。
最盛期には歌志内の人口は4万6000人を数えたという。
町が賑わっていた頃の写真を眺めていくと、切ない気分になる。
時の流れ、栄枯盛衰、色々と感じさせられる見学であった。

砂川までバスで戻り、特急スーパーホワイトアローに乗る。
札幌ではジェットの時間までかなり余裕がある。
昼食が軽かったのでラーメンでも食べようと思い、
地下鉄とバスを乗り継いで、6年前に一度訪れたきりのラーメン道に行った。
特製味噌ラーメンはマイルドなスープがおいしい。
札幌の中心部にあれば、てつやの代わりに毎回通ってもよいのだが、
東区伏古はちょっと遠い感がある。
その後はこれまで一度も歩いたことのなかった狸小路や、
まともに歩くのは5年ぶりの大通り公園などでぶらぶらと時間をつぶした。
セントラルホビーという模型店までのぞいたのはご愛嬌である。

日が暮れる頃、快速エアポートで新千歳空港へと運ばれ、
夕食は空港内の朝市食堂という店でいか刺し定食を食べたことだった。

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北海道夏紀行(3日目)

帯広の朝はどんより曇っていた。
特急スーパーおおぞらで池田に移動し、
北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線のディーゼルカーに乗る。
この線は3年前に一度乗車しているが、
天気と席が悪く十分に車窓を楽しめなかった苦い思い出がある。
一昨年に再訪しようとしたが、台風の後遺症で不通になっていた。
来年4月に廃止になってしまう前にもう一度乗っておきたかった。

池田を発車したが、今回も天気は曇ったままだ。108_0811
クロスシートは子供たちの集団に占拠されていたため、
ロングシートに腰掛けるが、彼らは本別で降りるとの由。
まわりは牧草や甜菜の畑が広がる。
本別からはクロス部に移動した。
足寄を過ぎたあたりから、あれうれしや青空が広がり始めた。
すっかり夏空となった下、山間部にさしかかっていく。
列車は利別川のきれいな流れを何度も渡る。
この美しい景色は来年以降も変わることがないかもしれないが、
列車の車窓からはもう見ることはできなくなるのだ。108_0819
それが何ともさびしく悲しい。
これが最後の短い夏の記憶となるのだ。

真冬の酷寒が信じられないほど、明るい緑に包まれた陸別を過ぎる。
線路は釧北峠越えとなり、両側から山が迫る。
秘境駅として知られる川上付近は確かに無人地帯という感じである。
小利別のまわりは廃屋だらけだ。
峠のピーク付近は廃止されてしまうとすっかり自然に帰り、
人間が立ち入ることすらできない場所になるのだろうか。108_0824
北海道の山間部は近年、まるで開拓以前に戻ってしまったかのごとき、
そんな無人地帯が増えてきているような気がした。

峠を越えて、あたりが開けてきて置戸に到着。
T村先生が著書で何度か紹介している駅前のいなだ屋という蕎麦屋に入る。
海老天ざるを注文したが、太目のそばはしっかりした味わいで量も多く、
大盛りを頼まずとも十分満足できた。

置戸始発の列車に乗り込み、終点の北見へ向かう。
車窓には麦や甜菜、とうもろこしなどの畑が広がり、のんびりした雰囲気。
そんな田園地帯の真ん中に、ぽつんとホームだけの仮乗降場あがりの駅がある。
こののびやかな風景からも、鉄道の姿が消えてしまうのだ。
何とも残念でならない。
北見に着いたがすっきりしない気持ちで改札へと向かった。108_0843
僕は冬の北海道を体験したことがない。
できれば廃止前にもう一度、厳寒期に訪れてみたいと思ったことである。

特急オホーツクで旭川へと向かう。
下りは3回乗っているが、上りは初めてとなる区間だ。
石北峠の廃止された駅群がわびしい。
旭川で降りて、駅前のホテルに荷を解いた。

昨年夏にも訪れたイオン旭川西SCのらーめん糸末に食べに行く。
1年前には賑わっていた店内が、どうしたものか閑散としている。
メニューもすっかり変わっているようである。
ラーメンもスープがぬるく、薄味になってしまった気がする。
ネットで調べたところによると、昨秋くらいに店主が変わってしまったらしい。
店名は同じでも店は別物になってしまったようだ。
店のHPも閉鎖されていた。
これまた残念なことである。

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北海道夏紀行(2日目)

札幌から特急スーパーおおぞらに乗り、新夕張で下車する。
ここからバスに乗り換えて登川支線跡を訪ねる予定だが、
なんとまあコインロッカーがないことである。
かなり歩くことが予想されたため、ここで荷物を軽くしておきたかったのだが、
これでは仕方がない。
重いバッグを手に提げたままで歩き回る羽目となった。

登川行きのバスは一日5.5往復しかなく、現地で2時間半ほども滞在することになる。
何とも非効率であるが、公共交通機関を最大限に利用する以上やむなしである。
買い物帰りの老人ばかりを乗せたバスは、人家のほとんどない川沿いを走る。
楓の集落で老人たちを降ろし、乗客は僕だけとなった。
国道からやや脇に入った、何もない登川のバス停に到着。

待合室でもあればバッグを置いていこうと思ったが、
野ざらしのバス停なのでそのまま持って歩く。
すぐそばには石勝線のシェルターが連なっていた。107_0779
ちょうど舗装工事中で工事用車両が行き来して何とも落ち着かない。
道路の左側をかつての登川支線が通っていたのだけれど、
廃止から24年も経過し、すっかり自然に帰ってしまっている。
ようやく登川駅跡と思しき場所に来た。
奥の方では北海道横断自動車道の橋梁工事との由。
ここでも工事用車両が出入りしたり、道路が付け替えられたりしていて
まったく駅の痕跡はわからなくなってしまっていた。
殺風景な場所に変えられてしまいぞっとしない。

陽射しが強くなり汗まみれになって歩く。107_0786
このために2時間あまりを消費するのかと思うと実に感心しない。
昨年春に廃止された楓駅跡まで戻ったが、既に駅舎は撤去されていた。
北海道物産センターなる施設があったので、ここで時間をつぶすことにする。
正午になったので、中の食堂でもそもそとざるそばをすすったことである。
そばにある芝生広場のベンチに腰掛けてバスの時間をぼんやり待つ。
ちょうど木陰のため、なかなか涼しい。
真夏の晴れた日だけれど、さわやかな風が吹き抜けていくのはさすがに北海道だ。
心地よくくつろいでいるうちに、ぞっとしない気分は消えていった。

ようやく帰りのバスがやってきて乗り込む。
冷房はないが窓から吹き込む風が気持ちいい。
新夕張で荷物を預けられなかったため、途中で下車する必要がなくなり、
そのまま夕張の市街地までバスに乗ることにした。
うとうととしながらレースイリゾート前で降りる。
JR夕張駅が目の前にあり、ここで荷物を預けようと思ったが、
ここにもコインロッカーの類はない。
6年前に一度訪れているのだが、当時の記憶が定かでなかった。
そのままバスに乗っていればよかったのだが、またもや失敗である。

旧夕張線も本数が少ないため、107_0800
夕張市街地でも2時間あまりを過ごさなければならない。
石炭の歴史村は6年前に見学済みであるし、
レンタサイクルで走る気力もなく、中心部まで徒歩で往復するにとどまる。
ホテルシューパロ付近は区画整理工事の真っ最中で、こちらも落ち着かない。
今日はつくづく工事現場に縁がある日だと思う。
6年前とかなり雰囲気が変わっている。
クエンティン・タランティーノが気に入ったという夕張の街並みがどのように変貌するのか。
名物の映画看板は数が減ったものの健在で、殺伐としがちな心を慰めてくれた。

夕張駅前のコンビニで時間をつぶしたりしながら待つうち、
折り返し千歳行きの列車が到着してようやく乗り込む。
新夕張で特急スーパーとかちに乗り換える。
通路側の席を何とか確保する。
狩勝峠の雄大な車窓を十分に楽しめなかったのが残念だが、
すでに2回通っている区間なのでまあよしとする。
1時間半ほどで夕暮れの帯広に到着した。

日が暮れた帯広の街は、風がかなり涼しくなり、
半袖Tシャツだけでは肌寒いほどだ。
2年前に訪れた店で豚丼の特盛りを味わい、
ホテルに戻ってブログ更新に励んだことである。

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北海道夏紀行(1日目)

北海道を訪れるのはちょうど10回目となる。
日曜日の昼前に新千歳空港に着き、快速エアポートで札幌に向かった。

駅のコインロッカーに荷を預けて身軽になり、地下鉄を大通で乗り換える。
札幌市営地下鉄では東西線の東札幌-新札幌、東豊線の豊平公園-豊住が未乗だ。
まずは東西線を新さっぽろまで乗る。
駅前のサンピアザというビルに入る。
最近ここに支店が開店したばかりの一灯庵という店で、スープカレーの昼食とした。
近年の札幌の名物というスープカレーは初めて食べるが、
すごく大きいチキンほか、野菜などの具沢山でなかなかおいしかった。

東西線を東札幌まで戻る。107_0765
ここからほど近い旧定山渓鉄道豊平駅舎が老朽化により、来月で取り壊される由。
旧国鉄東札幌駅跡のサイクリングロードを歩いたりしながら、駅舎の前に出た。
現在ではじょうてつ本社として使用されているが、築50年以上となっている。
ホームの屋根や土台もしっかりと残っており、なくなってしまうのが残念だ。
昭和は遠くなりにけり、である。

東豊線の学園前から地下鉄に乗り、福住駅で下車する。
これで札幌市営地下鉄完乗となった。
札幌ドームの最寄り駅とのことだが、改札や通路は狭く、
野球やサッカー、コンサート開催時に観客をさばき切れているのかと心配になる。
駅の開業後にドームの話が具体化したと思われるが、
火の車の札幌市交通局では十分に対応しきれなかったのだろうか。

時間に余裕があったので羊ケ丘展望台行きのバスに乗る。107_0769
何度か札幌に来ているが、著名なこの場所を訪れるのは初めてだ。
緑が広がる丘の向こうにドームや札幌市街が見渡せる。
空は曇っており、藻岩山も霞んでいるなど眺望としては今ひとつだったかと思う。

バスと地下鉄を乗り継いで札幌駅に戻る。
ホテルの部屋に入って一休みした後、夕食のため外へ出る。
札幌に来た時には必ず行くらーめんてつやで醤油ラーメンを食べる。
6年前にはじめて食べた時は非常に旨くて感動したのだが、
年々スープが脂っこくなり、醤油のキレがなくなってきているような気がする。
背脂がギトギトするだけのラーメンになっているようで残念だったことである。

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北の大地へ

来週は丸1週間夏休みとなる。
例によって北海道へと出かける。
夏休みに北海道に行くようになって、かれこれ7年目だ。
今回は3泊4日の日程で、北海道ちほく高原鉄道の乗りおさめをメインに、
旧国鉄廃止路線の転換バスにいくつか乗る予定である。
また、東西線と東豊線の一部が未乗の札幌市営地下鉄が完乗となる見込み。
天気予報もさほど悪くないようでまずまず。

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