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北海道夏紀行(4日目)

朝から良い天気だ。
特急ライラックで砂川に向かう。
ここから上砂川支線の転換バスに乗り換えるのだが、
どうしたものか駅前にはバス停が見当たらず、駅前通りに出てもそれらしきものはない。
しばらく駅前をうろうろとするうち、
ようやく駅前通りから少し入った場所にバスターミナルを見つけた。
勝手を知った地元の人が利用者の大部分なのだろうが、
駅前にターミナルの案内図なり矢印なりを出しておいてもらえないと困る。
中央バスには苦言を呈しておく。

これで時間を取ったため、予定していた赤平昭和行きのバスには乗れなくなったのだが、
上砂川東町行きのバスがまもなく発車する由のアナウンスがあった。
ターミナルの運賃表を見てみると、
あれうれしや、このバスは上砂川の中央一丁目を経由するではないか。
頃やよしとばかりに上砂川東町行きのバスに乗り込んだ。
車内は病院または買い物帰りの老人ばかりである。

しばらく走ると丘陵地帯にさしかかる。
上砂川支線の跡らしい細長い空き地が見られるようになる。
その廃線跡が新しい道路にかわってほどなく、中央一丁目のバス停となったので下車。
ここがかつての上砂川駅であった。

やや場所が移動させられた駅舎とスユニ60、ヨ8000が保存されていた。108_0848
駅舎には「上砂川駅」よりも大きく「悲別駅」の文字が掲げられている。
21年前放送のドラマ「昨日、悲別で」の舞台となったのがここであった。
また、映画「駅」でもこの駅舎は登場したとのことだ。
自由に見学できる駅舎内にはドラマや映画の資料などが飾られている。
廃止当時の新聞記事などもあるが、1994年5月といえばつい最近のような気がするのに、
もう11年も経ってしまったのかと思う。

次は歌志内線跡を訪れる。
上砂川支線と歌志内線は山を挟んで数キロ離れているだけなので、
赤平昭和行きのバスで両者をショートカットする。

上砂川支線は比較的平坦なところを走っていたのに対し、
こちらは両側を山に囲まれた谷あいを上っていく感じである。
バスから確認できる廃線跡はほとんどサイクリングロードとして整備されている。
数年前まで残っていた途中駅のホームや駅舎跡はきれいさっぱり姿を消しており、
あまり面白みはないのであるが、廃止から17年が経過していることを考えると
やむを得ないというところだろうか。

谷がどんどん狭まっていくが、人家は途切れることなく続く。
日本一人口の少ない市として知られる歌志内市だけれど、
それでもこのような山の中にまとまった集落が連なっている。
なかなか不思議な光景である。
そういえば夕張も似た感じだった。
石炭がなければ山深いこの地に街並みが形成されることはなかっただろう。

歌志内市街でバスを降りる。108_0858
市街といってもちょっとした商店街があるだけである。
駅の跡は郵便局やスーパーになっている。
緑がまぶしい山々に囲まれ、のびやかな風景が広がっている。
周囲を一回りしてみるが、食事したくなる店もなかったので、
スーパーで納豆巻きを買い、バスの待合室でもそもそとかじった。

砂川に戻るバスまで時間があるため、スーパーの隣の歌志内郷土館を見学する。
展示物としてはやはり炭鉱関係のものが多い。
空知炭鉱は歌志内線廃止前後に閉山になったのかと思っていたが、
10年前まで採掘が続けられていたことが意外だった。
このほか鉄道関連や暮らしにまつわる電化製品や家具の展示もある。
最盛期には歌志内の人口は4万6000人を数えたという。
町が賑わっていた頃の写真を眺めていくと、切ない気分になる。
時の流れ、栄枯盛衰、色々と感じさせられる見学であった。

砂川までバスで戻り、特急スーパーホワイトアローに乗る。
札幌ではジェットの時間までかなり余裕がある。
昼食が軽かったのでラーメンでも食べようと思い、
地下鉄とバスを乗り継いで、6年前に一度訪れたきりのラーメン道に行った。
特製味噌ラーメンはマイルドなスープがおいしい。
札幌の中心部にあれば、てつやの代わりに毎回通ってもよいのだが、
東区伏古はちょっと遠い感がある。
その後はこれまで一度も歩いたことのなかった狸小路や、
まともに歩くのは5年ぶりの大通り公園などでぶらぶらと時間をつぶした。
セントラルホビーという模型店までのぞいたのはご愛嬌である。

日が暮れる頃、快速エアポートで新千歳空港へと運ばれ、
夕食は空港内の朝市食堂という店でいか刺し定食を食べたことだった。

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