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また消える?第3セクター鉄道

旧国鉄神岡線を引き継いだ第3セクター神岡鉄道(岐阜県)が廃止へと向かっている。
http://www.chunichi.co.jp/00/tym/20050630/lcl_____tym_____001.shtml

故・宮脇俊三先生の名著「時刻表2万キロ」のオープニングを飾る路線でもおなじみであるが、
頼みの綱の貨物輸送が廃止されて、その行方が注目されていた。
名鉄岐阜市内線等廃止の際にも手を挙げたフランスのコネックス社ら、
運行を申し出た会社もあるが、このまま一方的に廃止へと進んでしまいそうなのが残念である。
やはり岐阜県は鉄道に優しくない場所なのだろうか。
同県内を走る樽見鉄道、長良川鉄道、明知鉄道などの今後の動向が気がかりだ。

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九州のハチロク引退

JR九州・豊肥本線で「SLあそBOY号」として活躍してきた、
ハチロクこと8620形機関車の引退が決まった。
http://www.jrkyushu.co.jp/kumamoto/sl.html

大正生まれの機関車が大事に手入れされ、現役でがんばっている様子は、
最近ではNHKの鉄道乗りつくしの旅でも紹介された。
安全第一であるから、老朽化による引退はやむを得ないとはいえ、なんとも寂しいかぎりだ。

このような問題は、各地で復活運転している蒸気機関車がいずれぶつかる壁かもしれない。
蒸気機関車ではないが、JR小野田線の長門本山支線を走っていて、
一昨年引退した旧型国電クモハ42の引退理由は、交換する部品が調達できなくなったからだった。
補修のための部品、技術等、今の日本の技術力で何とかならないものなのか。
逆に古過ぎるが故に、現代の技術ではいかんともしがたいものなのか。
各地の蒸気機関車、旧型客車等が少しでも長く走り続けてくれるよう願うや切。

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初夏の越後路を往く

梅雨の真っ只中、関東の天気予報は曇りだったが、
新潟は晴れと聞いて出かけずにはいられなかった。
北越急行線とJR越後線を完乗することである。
東京駅の旨囲門で千葉駅の駅弁はまぐり丼を購入し、新幹線ホームに上がる。
最近では珍しくなったオリジナル塗色の200系がうれしい。
考えてみれば、上越新幹線に乗るのは2年ぶりである。

越後湯沢で特急はくたかに乗り換える。
北越急行の通称スノーラビットではなくJRの車両である。
六日町で上越線と分かれて北越急行線に入った。
在来線最速の160キロで快調に飛ばすのはよいのだが、なんとまあトンネルだらけである。
十日町付近でしばらく地上を走るほかは、そのほとんどがトンネルだ。
話には聞いていたが、ここまでとは思えなかったことだ。

1時間足らずで直江津に着いてしまう。さすがに速い。
予報どおり新潟県はいい天気だが、蒸し暑さはなく風がさわやかだ。
やはり関東とは気候が違うと思う。

柏崎までの信越本線は眺めの良い海沿いの区間を往く。
以前一度乗ったことがあるのだけれど、その時は冬の荒れた海だった。
今日は一転、おだやかな初夏の海である。
海開きにはまだ早いが、水遊びをする家族連れなども見かけた。

柏崎からは越後線に乗る。
3両編成の電車は空いており、無人駅に着くたびに2、3人ずつが降りていき、
車内はすっかり閑散とした状態となった。
平凡であまり面白味がないと書かれることが多い越後線の車窓であるが、
初夏の陽射しがまぶしいこの季節はなかなかいいものだ。
貨物側線の跡、穀倉地帯らしい農業倉庫、駅前の何でも屋のたたずまいなど、
ローカル線らしい風景が心を和ませる。
傾きかけた太陽に弥彦山がシルエット状に浮かび上がった。

吉田からはロングシートの電車になり、やや興をそがれる。
さすがに日本海側最大の都市に向かう路線だけのことはあり、
内野を過ぎたあたりから乗客がどんどん増えて、立ち客も多数だ。
新潟平野ということで平坦な地形を想像するが、
結構起伏のある住宅街の中を通っていく。
5年前の新潟-浦和戦の屈辱を思い出す白山を過ぎると終着の新潟だ。
上越新幹線で帰路に着いた。
10時間くらい電車に乗り詰めだったが、我ながら物好きなことだと思う。

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再生する鉄道

ここ数年、春になると鉄道の廃止の話題が続いており、
来年春も北海道ちほく高原鉄道の廃止が決定している。
しかし、新たに再生する鉄道路線もある。
JR富山港線を路面電車化して、第3セクターで運営する富山ライトレールだ。
http://www.t-lr.co.jp/

富山ライトレールには全国から視察が相次いでいるらしい。
この試みが成功すると、日本においても路面電車が見直されるよいきっかけとなるであろう。
富山ライトレールの健闘を祈るや切。

また、南海電鉄が廃止を表明していた南海貴志川線であるが、
岡山電気軌道が運営会社を設立して、運行を引き受けることが決定している。
当初は今年秋に営業廃止が予定されていたのだが、来年3月末まで半年延長されることとなった。
http://www.nankai.co.jp/info/kishigawateiki3/index.html

岡山電気軌道は今年春に廃止になった名鉄岐阜市内線等の運行も申し入れていたことがあり、
たいへん元気でやる気のある会社だ。
それに比べ、今回の南海や近年廃線続きの名鉄、一昨年に北勢線を三岐鉄道に譲渡した近鉄など、
いわゆる大手私鉄の元気のなさはどうだろう。
なんとも目を覆うばかりである。

この2つの路線にはまだ乗ったことがない。
できれば現在と運行形態変更後の両方を乗り比べてみたいものだ。

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鉄道関連書籍

Amazonのアソシエイト・プログラムなどというものを始めたことである。
とりあえず自分が購入した鉄道関連書籍でお気に入りのものをいくつかリストアップした。
やっぱり故・宮脇俊三先生の三作品はどうしてもはずせない。
時刻表2万キロ
最長片道切符の旅
増補版 時刻表昭和史
作品の人気投票を行うと、必ず上位に来る作品である。

それ以外では「ドキュメント・感動の所在地」が印象深い。
まだまだ蒸気機関車が活躍していた昭和40年代の鉄道の情景を集めた写真集である。
写真の素晴らしさもさることながら、当時の空気がリアルに伝わってくる文章もなかなかだ。
「国鉄客車編成表(80年版)」は、その名のとおり1980年当時の国鉄客車の編成表、配置表で構成されている。
旧型客車や荷物車、郵便車が数多く残っていた時代の貴重な資料といえる。
あれから四半世紀が経ってしまったことが信じられない。
このほかには在庫切れのものもあり、申し訳なく思う。
なお、上のリンク生成にはamazletという簡単なツールを使用させていただいた。

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鉄道模型店の思い出

小学校から中学校にかけて鉄道模型に熱中していた頃、
よく通っていたのは大宮駅東口の西武や与野駅近くの近代模型だった。
大宮の西武は今はない。数年前にLOFTに変わってしまった。
西武といえば、池袋西武にはしぐなるはうすという専門店があった。
都内に出る機会が少なかった当時、たまに出かけるのが何よりも楽しみだった。
ここも今はなくなってしまったようだ。
鉄道模型を扱う売り場は一応残っているらしい。

一方、近代模型は建て替わったものの、同じ場所に健在である。
昨年春、22年ぶりに訪れたのだが、気さくなオヤジさんがあまり変わっておらず、
なんとも懐かしく、うれしくなったことである。
昔もらった優待券もそのまま使うことができた。
捨てずに大事に保存していた甲斐があったというものだ。

大宮では東口の高島屋やことぶきや、西口のサクラ模型などが懐かしく思い出される。
高島屋の鉄道模型売り場は数年前まで残っていたようだが、今は移転したとの由。
あの頃の子供たちのパラダイス、ことぶきやはいつのまにか量販店になっていた。
鉄道模型趣味に広告を載せていたサクラ模型は、四半世紀も前に既に消えている。
はじめて鉄道模型を買ったのは、なぜか高松の三越だったりするのだが、
ここはどうなっているのだろうか。
高松自体が10年以上もご無沙汰している。

このほか、比較的近所にいくつか模型店やおもちゃ屋があった。
鉄道模型を始める前からプラモデル等でお世話になっていた。
少子化の影響なのか、店主の高齢化によるものなのか、
閉店してしまったところばかりでさみしくなってしまう。

昨年鉄道模型に復帰してからは秋葉原に出かけることが多くなった。
駅に近い側から、アキデパ、LAOX、IMON、GM、ポポンデッタ、ぽち、タムタムといった店がある。
秋葉原がこのような街に変貌するとは、あの頃では思いもよらなかった。

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